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【クライミング】
■リザルト分析系
世界最強ボルダラーは誰か~過去のボルダリングWC分析~
ボルダリングが強い国はどこか~過去のボルダリングWC分析 その2~
国内最強ボルダラーは誰か~過去のボルダリングジャパンカップ男子分析~
国内最強"女子"ボルダラーは誰か~過去のBJC女子分析~
クライマーの低年齢化は進んでいるのか~BJCトップ選手の年齢推移~

■ルール考察系
クライミングのルールの考察1~ボルダーのスタートで静止する必要はあるか~
クライミングのルールの考察4~掲示物・ボルト穴の使用に関して再整理~
クライミングのルールの考察5~ボーナスを保持するとは何なのか~
クライミングのルールの考察6~アテンプトが加算される時・されない時~
加須WCの所感と、クライミングのルールの考察7~デマケーションを考える~
ボルダリングコンペのカテゴリー問題を考える

■科学するクライミング
科学するクライミング1~サイファーの方が遠くへ飛べる理由~
科学するクライミング2~前腕が太いと保持力は強いのか~
科学するクライミング3~続・前腕が太いと保持力は強いのか~
科学するクライミング5~前腕の太さの成長は保持力アップに繋がるか

■クライミング市場動向
クライミング市場動向1〜ジム店舗数〜
クライミング市場動向2~競技人口の推定~
クライミング市場動向3~競技人口の他スポーツとの比較~

■インタビュー
推しクライマーインタビュー 1~スラビスタと呼ばれる男~
推しクライマーインタビュー 2~クライミングの狂気に飲まれた男~
推しクライマーインタビュー 3~ノーマットスタイルの隠れた継承者~
推しクライマーインタビュー 4~Theハレ男~

■その他
僕のクライミング自己規範
クライミングはなぜ面白いか
僕がクライミングで言わないように・やらないようにしたいこと
セルフ・ハンディキャッピングに陥らないためには
「強くなってから挑戦します」という敗者のメンタリティ
僕らは下手くそなフォームの名人になってはいないか
登ることから逃げない

【漫画感想】
にんげんっていいな~岩明均『寄生獣』の解釈・感想~
ヒーローになるには~松本大洋『ピンポン』感想、転じてただの意気込み~


【小説感想】
我思う、つまりただそれ~『わたくし率 イン 歯ー、または世界』の解釈・感想~
『1Q84』の解釈・感想


【三点倒立】
世界各地で三点倒立 Where the Hell is mic?
日本各地で三点倒立 Where the Hell is mic? 2
日本各地で三点倒立 Where the Hell is mic? 3
きみはエベレストを見たことがあるか(三点倒立で)
そうだ、百名山で三点倒立しよう


【その他】
「本当に」中学生にもわかるライブドア事件
中学生にもわかるライブドア事件
創業者は何歳?-主要IT企業創業者の創業時年齢-
創業者は何歳?2-創業者の創業時年齢~IT企業以外ver.~-
科学者は何歳?-科学者の偉業達成時の年齢-
漫画家は何歳?-漫画家の作品発表時の年齢-
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ユース選手権の過去の表彰台選手

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ユース選手権リード競技大会(以下、ユース選手権)2017が4月15,16(土日)に印西市で行われます。
ユース選手権とは、簡単に言うとユースクライマー(10代のクライマー)でのリードクライミングの全国大会です。

僕も予選と決勝の実況・解説をさせていただきます!
予選はお馴染みのコンビであるダッシュさんとです。
おそらくJMA Competitionのチャンネルで中継されると思いますので、お楽しみに!


それにあたって今回は簡単な記事ですが、過去10年間のユース選手権の表彰台選手を一覧にしてみました。
選手それぞれに歴史が感じられて、なかなか趣深い表になったかと思います。



■用語の説明
ユース世代は、ジュニア、ユースA、ユースB、ユースCという区分になっています。
学年では無く生まれた年で分かれていますので、少しややこしいですがそれぞれが表す年齢区分は以下になっています。

ジュニア:高校3年生の早生まれ以外~大学2年生の早生まれ
ユースA:高校1年生の早生まれ以外~高校3年生の早生まれ
ユースB:中学2年生の早生まれ以外~高校1年生の早生まれ
ユースC:小学6年生の早生まれ以外~中学2年生の早生まれ

ユースCというクラスは以前はありませんでしたが、2009年あたりから誕生しました。
(当初はユースCはアンダーユースBという名称でしたが、ユースCに統一しています)



■過去10年間の表彰台選手

では男女それぞれ表を貼りますね。
男子
ユース 男子

女子
ユース 女子

パッと見て思うところはユース時代から何度も優勝しているような選手はやはり大選手になっていますね。
ただ大器晩成タイプというか、ユース時代には結果が伴わなくてもジュニアやそれ以降から急激に成績を伸ばしている選手ももちろんいてそれも面白いです。
選手それぞれ成績の浮き沈みもあったり、今ではコンペの前線から退いたり、岩で活躍していたり、まだ現役バリバリだったりして十人十色ですが、小さなころからクライミングの真剣勝負を続けている彼ら彼女らには尊敬の念しかないですね。

さぁ、この歴史に今度は誰が名を刻むのでしょうか。
目の前で見られる週末が楽しみです!

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2016年度下半期に読んで面白かった本

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クライミング界はワールドカップとその配信有料化のニュースでざわついていますが、
今回は最近読んだ本の中で面白かったものを紹介をするという予想外のmickipediaのムーブ。



面白かった本一覧
■サピエンス全史
■確率思考の戦略論
■読んでいない本について堂々と語る方法
■ずる 嘘とごまかしの行動経済学
■あこがれ
■古谷実の漫画たくさん
■筋トレが最強のソリューションである



■サピエンス全史
著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
ジャンル:人類学



2016年めちゃくちゃ話題になった本。
トミーに薦められて読み始めましたが、やはりベストに面白かった。
『銃・病原菌・鉄』などが好きなら絶対にのめり込みます。
『銃・病原菌・鉄』が「世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか?」を紐解いた本であるのに対して、『サピエンス全史』は「なぜ我々ホモ・サピエンスは(地球全体の歴史から見れば)こんなにも短期間に、食物連鎖の大頂点に到達して全てを支配できるまでになったのか?」を紐解いています。
そしてそのカギは「虚構」。
単に言葉を話すだけならホモ・サピエンス以外の動物にも可能な種はいますが、我々は空想上の物事つまり虚構に対して言葉で語ることができます。
そして大昔においてそれは他の種との戦いで協力や作戦を生み出すことができたので、有利に戦いを進められました。
また虚構について思考し語ることで、宗教、科学、企業といったものを生み出すことも可能になっていく。
壮大な人類の物語を読み解きたい方は必読。



■確率思考の戦略論
著者:森岡毅 今西聖貴
ジャンル:マーケティング



こちらも人によっては一生のバイブルともなり得る一冊。
著者はP&Gのブランドマネジャーを経てUSJに入り、V字回復させたのですがそのノウハウを惜しみなく語っています。
TwitterでLINEの田端さんが絶賛しているから買ってみましたが、マーケティングに関してなんとなくぼんやりと考えていたことがバシバシとすっきり整理されていって目から鱗の連発です。

・ビジネスの売上は自社ブランドに対する消費者のプレファレンス(好意度)によって最大ポテンシャルが決まる
・売上を伸ばすには、以下の3つしかない
1.自社ブランドへのプレファレンスを高める
2.認知を高める
3.配荷を高める
・プレファレンスに基づいてそれぞれのブランドを購入する「確率」が決まる。
それぞれの消費者は買っても良いと考えるブランド名が書かれたサイコロを頭の中に持っていて、それを購買行動の都度振って購入ブランドを決定している


サイコロの話は何も消費材だけに限りません。
例えばクライミングジムだってプレファレンスに基づいたサイコロをクライマーそれぞれが持っていて、都度頭の中でそれを振ってその日に行くジムを決めているのです。
各ジムは良質な課題作り、口コミによる評判、SNSでのアピールによってプレファレンスを上げてクライマーのサイコロの面を奪い合っているのです。
ライノにしか来ないクライマーは、プレファレンスが高すぎるあまり全面ライノの目が書かれたサイコロを持っているということになりますね。笑



■読んでいない本について堂々と語る方法
著者:ピエール・バイヤール
ジャンル:人文・思想



「本を読む」ということについて改めて考えさせられます。
そもそも「本を読む」とは何でしょうか。
内容全てを1字1句目で追うことなのでしょうか、とりあえず内容を理解することなのでしょうか、それとも目次だけ見ても「本を読んだ」と言えるのでしょうか。
個人的な学びはとにかく「全体の見晴し」が大切ということ。
読んだ本に対しても自分なりの「全体の見晴し」を持っていなければ何も語れないし、逆に読んだことが無くてもその本の位置付けや書かれた背景などを知っていればある程度語ることはできる。
そしてこれって読書だけに言える話ではないのですよね。
仕事でもスポーツでも何でも「全体の見晴し」が無ければいけない。



■ずる 嘘とごまかしの行動経済学
著者:ダン・アリエリー
ジャンル:行動経済学



たしかFar Yeastの山田さんがTwitterで紹介していて、それで読んでみたら面白かった本。
行動経済学で超有名な『予想通りに不合理』の著者が書いているので外しようがないですね。
人々が不正行為、所謂「ずる」をする時、古典的な経済学では
「ずるによって得られる便益と、費用(見つかる確率と罰則の重さ)を比べて、その上でずるをするかどうか判断している」と説明します。
しかし様々な実験によって、人間はそんな考え方は実はしていないということが次々に浮き彫りになっていきます。
おおまかに言うと僕らは単純に費用便益的な考え方ではなく「そこそこ正直な人間」という自己イメージを保てる水準までごまかしをします。
例え10円であれ人の財布からお金を抜くことは普通の人はできない。
でも職場のボールペンを私物にしてしまうことはだいたいの人間にはできる。
自分がいかに曖昧な道徳の境界線で日々暮らしているかがわかるので自分を見つめる良い機会になるかもしれません。



■あこがれ
著者:川上未映子
ジャンル:小説



川上未映子さんの味があって独特のテンポの文体は学生時代にそれこそ本当にあこがれた。
今はなんだかフェミニスト代表みたいになってしまっているけれど、、、。
二部構成だけど特に前半のミス・アイスサンドイッチの読後感が、なんか懐かしい気持ちになりました。

「わたしはね、『できるだけ今度っていうのがない世界の住人』、になったんだよ。
いましかないんだ、ってね、わたしはずうっとまえにそれを決めたの」





■古谷実の漫画たくさん

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『ヒミズ』は心に残る漫画ベスト10に入るくらい好きなのだけれど、なんとなく古谷実の他の有名どころをいくつか読み漁りました。
古谷実といえばどこまでいってもその代表作は『稲中』なのだけれど、実は『ヒミズ』以降はシリアス路線も交えたりしています。
読んだのは
『ヒメアノ~ル』
『シガテラ』
『サルチネス』
『わにとかげぎす』
映画になって話題になっていたけれど『ヒメアノ~ル』が引き込まれました。
どの作品も途中かなり猟奇的な暴力や性犯罪描写が出てくることが多いのだけれど、実際にそういう「闇」がこの世の中のどこかに溢れているということは事実。
そういう混沌とした世界の中で「闇」の被害者にならずに普通の生活が保たれていることが如何に幸せかを描きつつ、「闇」の被害者や加害者側に対しても何らかの救済が描かれているような、そんな漫画が多いですかね。



■筋トレが最強のソリューションである
著者:Testosterone
ジャンル:スポーツ



筋トレ系自己啓発書として一部界隈で話題になりました。
とにかく1ページごとに

・筋トレをするともれなく自信がつきます。上司も取引先もいざとなれば力尽くで葬れると思うと得られる謎の全能感
・筋トレの中毒性がダイエットを成功させる。タバコや酒が止められないのと同じで筋トレや食事制限が止められないのです
・人生で一番優先したいモノを決めろ。例えばそう・・・筋肉
 1.飲み会→寝たい断る
 2.合コン→外食NG断る
 3.何食べよう→タンパク質
 4.旅行→筋トレしたい断る
 5.就職→筋トレ時間を確保できる法を選択
 6.住まい→駅近よりジム近
・「痩せたい!(食事制限や筋トレはしたくない)」みたいなのが多過ぎる。価値のあるものは簡単には手に入らんよ


などが書いてあるとにかくふざけた本なのですが、意外と核心を突いている言葉が多い。
そして「筋トレ」を全て「クライミング」に置き換えるとクライマーはより納得できるのであった。
、、、まぁ買うほどではないかも。笑


てな感じで紹介を終わります。
またこのコーナーは半年後、、、かな?

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最近の岩登り日記 2017年1月~3月くらい

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久しく普通の岩登り日記を書いていないので、最近の岩登りの状況でも書いてみます。

変換 ~ ノースマウンテン
(二子山であった岳美さんにカッコよく撮ってもらった1枚 ノースマウンテン)

まず、外のボルダーは月1くらいのペースでしか通えていない。
忙しかったりタイミングが合わないというのもあるけれど明らかに以前と比べ頻度が落ちた。
ヨセミテで培ったカチ力もすっかり元通りに、、、。
登ってみたい課題はたくさんあるのに、何かと言い訳をして時間が作れていない。
その気になれば早朝や午前を利用するなりしてでも登れるのだから、パッションを再燃させてカッコ良い課題に撃ち込みたい。

そしてこの冬~春の時期にこれまで行ったことのない岩場にいくつか行ってみたけれど、やはり僕の中での日本のベスト岩場は瑞牆なんだと再認識した。
瑞牆で何か心躍る課題に取り組みたいな。


それと、クライミング歴8年が経とうとしているのに恥ずかしながらようやく岩場でのリードをきちんと始めてみた。
関東の有名どころにとりあえず行ってみようと思い、城山、湯河原、二子山で登った。
城山では「オーバードライブ(11d)」が爽快感溢れていて印象的。
持ちやすいホールドの連続なのだけれど、ボルダラーにとっては限界とも言える長さ。
何とかマスターオンサイトすることができたが、その日の全てを出し尽くした。
変換 ~ オーバードライブ

そして昨日行った二子山は色んな意味で大いに刺激を受けた岩場だった。
石灰岩のコルネがまず見た目として芸術的。
写真はかの有名な「悪魔のエチュード(10a)」の悪魔の指。
悪魔のエチュード
今にも落ちてきそうなくらい突き出してきていて、クライマーなら一目で触りたい、登ってみたいと感じるはず。

更に石灰岩は見た目だけじゃなく、多彩なムーブが可能で登っていて身体の動かし方が本当に面白い。
「ノースマウンテン(12a)」はガバっちゃガバなんだけれど上手く利かせていかないと吸われてしまうルートで、オンサイトトライでは見事術中にハマりテンションの連続。
たまたま僕の後にトライしている人がいて、もうオンサイトも逃したしムーブをガン見したところ、ニーバーやステミングやキョンを華麗に駆使していて驚かされた。
2便目ではムーブを参考にさせてもらって何とか完登。
自然の岩なのに人工壁以上に色んな要素が詰まっている最高に素晴らしいルートだった。
これは通ってみて他のルートにもチャレンジしたくなる。

二子山がなぜこんなにも多くのクライマーから愛されてきた歴史ある岩場なのかがちょっとわかった気がした。


とまぁこんな感じです。
オチも何もないですが終わります。
予定が合う人一緒に岩いきましょー!

ではでは。

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ボルダリングコンペにおける上級者と初中級者の違い

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この前の土日にBLoC Fish&Bird戦のセット・運営をしましたが、みなさんのおかげで大いに盛り上がりました。
ありがとうございます。
さてセットでも運営でも色々と反省点はあるのですが、今回はジャッジやMCをしながら選手を見ていて気付いたことを書いてみます。
カテゴリーを横断的に見ていたので上級者と初中級者の違いが見れて興味深かったです。
(もはやコンペ参加者のレベルが上がり過ぎているので、本当の意味での初中級者はいなかったですが)
書いていることはほとんど当たり前のことばかりですけど、意識していなかったという初中級者のためになれば嬉しいです。
ただ、あえて極端に「上級者はこう、初中級者はこう」と決め付けた口調で書いているのですが、もちろん当てはまらない人も多いとは思いますが。



<今回のコンペで見られた、ボルダリングにおける上級者と初級者の違い>

■上級者は登るべき課題が見え戦略的に攻めているが、初中級者は無計画に闇雲に課題に取りついている
これがジャッジをしていて一番感じたことですね。
リアルタイムリザルトシステムになったので、ジャッジをしながら選手の番号を入れるとどの課題でボーナスや完登をしているのかがスマホに表示されます。
上位カテゴリーの選手や決勝に残るような選手は
「簡単な課題から攻める」
「ヨレそうな課題を先に登っておく」
「後半並びそうなスラブなどの課題に早期に着手する」
など攻め方は違えど各々の戦略を持ってコンペに挑んでいることがリザルトから読み取れます。

一方で下位カテゴリーには課題の取り付き方に何の計画性も無いような選手が多く見られます。
「とりあえず1番から順に登っていく」
「できない課題があると(他に明らかに登るべき課題があるにも関わらず)それに異様に固執する」

などです。

今回のBLoC Fish戦はどのカテゴリーも競技時間がかなり長かったため地力の差が如実に表れたコンペであったかもしれませんが、時間制限がかなり厳しいセッション形式のコンペの場合はこの戦略が大いにリザルトに影響するはずです。


■上級者はセッターの意図を汲み複数の選択肢を視野に入れてオブザベーションをしているが、初中級者のオブザベーションは手順を考える程度
上級者ほど参加者同士で話し合って事前のオブザベーションをしているように見えますが、その会話からは
「何でこのホールドが使われているか」
「セッターはこのようなムーブをさせたいのではないか」
「でもこうやったら設定ムーブを壊せそうじゃないか」
「ここはやり方が3通りありそうだけど、まずはこれを試す」

などが聞こえてきます。
適当に遊びで作られた課題ではなくコンペ課題である以上、ホールドのチョイスや配置の1つ1つにセッターの意図が込められていることを知っているので、それを汲んでオブザベーションをしているのです。
その上で複数の選択肢を残したり、時には自分の得意なやり方で抜け道となるムーブが無いかなどを模索しています。

しかし初中級者はせいぜい手順程度のオブザベーションしかできていない人が多いです。
なので、ホールド感や距離感などが想定と違うとそこで詰まってしまい、無駄に動きが止まったり、変な持ち替えをしたり、無理矢理ヒールやトウをかけてみたりごちゃごちゃやって、その挙句に手を出さずに落ちます。
手を出さずに落ちることほどやってはいけないことは無いです。手を出さなければ可能性は0ですから。


■故に、上級者は登りが速いが、初中級者は遅い
そしてオブザベ力の違い故に、上級者と初中級者の登りの単純なスピードにも大きな差が見えました。
もちろん筋力の違いから動きの速度が違うというのもありますが、ムーブを連続して繰り出せるかどうかという点が全く異なっているのです。


■上級者は後半ラウンドや決勝まで持久力が持続するが、初中級者は後半ラウンドや決勝まで持久力が持たない
これは年齢や日頃からリードクライミングをしているかどうかなどにも左右されるのですが、やはり上級者の方が圧倒的に持久力があります。
レギュラー男女やミドル男子の上位層は後半ラウンドになるとよりムーブが洗練されて、完登に近づいていきます。
もちろん流石に決勝ではレギュラー男女の選手にすら疲れの色は見えましたが、彼ら彼女らは疲れていても課題を登り切る術を身に着けているのです。
一方でエントリークラスでは後半ラウンドでは持久力が続かずに指が開いてしまい前半よりも高度を下げてしまっている選手が多く見られました。
おそらく多くの初中級者が90分~120分全力で登るという経験を日頃からしていないのだと思います。
持久力というのは実はコンペを戦い切る上で非常に重要な力で、僕は多くの選手において保持力やパワーではなくボルダー的持久力(長い時間高強度のボルダー課題にトライできる持久力をそう呼んでいる)が最も弱い環になり足を引っ張っているのではないかと見ています。

参考記事:クライミングにおける「最も弱い環の原則」の"悪循環"


■上級者ほどポジティブに思考し前向きな発言をするが、初中級者にはネガティブに思考し後ろ向きな発言をする選手が多い
上級者は課題を前にした時に
「これは登れそうだ」
「アップでこれはいけるでしょ」
「全完見えたわ」

などと自信がみなぎり一見するとビッグマウスな選手もいます。
でもそのように常にポジティブに思考することで実際のパフォーマンスもついてくると僕は思います。
決勝でもレギュラー男女の選手は登れても登れなくても前向きに課題にトライしていた印象が強いです。

しかし、初中級者には発言がネガティブな選手が多い気がします。
「今日は0完だな」
「この課題難しすぎてできる気がしない」
「ビリにだけはならないように気を付けます」

このような発言はもちろんセルフハンディキャップから来るものだと言うことはわかるのですが、このようなマインドでは登れる課題も登れないです。
コンペに限らず日頃のトレーニングでもそうですが、前向きに思考するようになりネガティブ発言がなくなってくるとそのお客さんは上級者に近づいているなと常々感じます。

参考記事:セルフ・ハンディキャッピングに陥らないためには


■上級者ほどブラッシングをこまめにするが、初中級者はあまりブラッシングをしない
細かいことですが、上級者ほど頻繁にブラッシングをしているように見えます。
ハンドホールドだけでなくフットホールドも入念に磨きます。
決勝などでもブラッシングをきちんと要求しています。

一方で初中級者はここ一番の大事なキーホールドのフリクションが不安な場合でも磨かずにトライしている人が多いです。
もちろんこちらもジャッジをしながら磨いてあげますが、並びが多い課題ではこちらも頻繁には磨いてあげられないこともあります。

これはフリクションに対する繊細な感覚を持っているかどうかで差が表れている気がします。
上級者ほど微妙なチョークの乗りや汚れなどを感じ取って、それがトライに実際に影響を与えることがわかっているのです。


■上級者ほど保持力やパワーが強いが、初中級者は弱い
まぁぶっちゃけて保持力やパワーの差はむちゃくちゃあります
もちろんそれだけでクライミング能力の差の説明が付くわけではないですが、差があるのは事実です。

さぁ強くなりましょうか!!


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Author:mic
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ボルダリング中心ですが、クライミング全般の記事が多いです
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