SEO対策
クライミング|mickipedia

Color of Fire 2017の感想と少しわかったこと

スポンサーリンク

6月17日(土)に印西ロッキーで「Color of Fire 2017」があり、それに出場してきました。
このコンペは年代別にカテゴリーがわかれていることに加えて、男女ペアで競うダブルスというカテゴリーもある、幅広い人が楽しめる関東の名物コンペです。
なんと300名もの参加者が集まります。

僕は30~34歳のミドルというカテゴリーに参加し3位に入ることができました。(リザルト
自分にとって雲の上の存在と思っていた人達と戦ってのこの結果は純粋に嬉しいですね。
ざっくばらんに感想を書くと共に、コンペの調整などで少し自分なりにわかったことがあるので、誰かのためになればという思いと自分の備忘録のために記事を書こうと思います。

なんか書きっぷりがドヤってる感溢れているかもしれませんが、まぁそれくらい嬉しかったということでご容赦ください。笑

変換 ~ カラファイ2017


■ライノについて
まずこのコンペの感想を言うならば自分が3位ということも嬉しかったのだけれど、ライノで一緒に登っているジャンボと高木さんと一緒に表彰台に乗れたことが本当に最高でした。
ダブルスでは高木・たまきペアも優勝したし言うことなし!

ジャンボについてはもはや僕が説明する必要もないですね。
ライノの化身であり、僕のみならずライノクライマーは少なからず皆ジャンボのクライミングに対する姿勢に影響を受けているでしょう。
高木さんはあまりコンペでは知られていないけれど、純度100%のライノクライマーで僕以上にジャンボイズムを受けて育ってきました。
他にも惜しくもギリギリ予選落ちしてしまったけれど、三神さんもいつもライノで一緒にセッションをしている仲間で、その底力は僕は全然適わないことも多いです。予選でもパフォーマンスは正直僕より優れていたかもしれない。

つまり何が言いたいのかというと、僕らがライノの最高の壁で毎日やっていることはきっとそれほどは間違っていなかったということがわかって、それが心底嬉しいのです。



■ピーキング
振り返ると実は昨年12月のBJC予備予選以来のコンペでした。
昨年のBJC予備予選を終えて感じたことは
「僕はその気になれば体重を落とすのは得意だが、調子が良いからといって低体重をキープし続けると力強さがなくなってしまいプラトーに陥る」
ということでした。
なので、今回は少し調整のやり方を見直してピーキング的なことをやってみました。
ピーキングとは簡単に言うと、コンペに合わせるように時期によってトレーニングの内容の変更やウェイトコントロールをおこなうことです。

まずは体重の増加を恐れずにウェイトトレーニング的なことやインターバルトレーニングのような登り込みをして徹底的に身体を酷使する時期を作ります。
この時期は登りのパフォーマンスが落ちるのでメンタル的にはつらいです。
トレーニング強度と体重に慣れるまでは本当に登れなくてストレスです。
そして、コンペ1ヶ月前くらいから1手ができるかどうかのような高強度の課題を登るという内容に変えていき、体重も減らしていきます。
そして徐々にコンペを想定したような課題の登りに変えていきます。
これが僕には合っているようで、コンペ付近になるとかなりの軽さと調子の良さを感じられました。
ただデメリットとしては、主に体重を減らすステージで以下の様なことを感じました。
・栄養不足なのか、筋肉の回復が遅く連日登れない
・水分不足のせいか、登っていてつる
・これも栄養不足なのか、指皮の回復が遅いし、指皮が裂け易い気がする

ピーキングの詳細についてはどこかでブログを書くかもしれませんが、汎用的な考え方はだいたいのトレーニング書に載っていると思います。
例えば『スポーツトレーニングの基礎理論』とか。
クライミングのピーキングに関しては、ロクスノの連載で過去に安間佐千さんが書いていた「我が道を行く」の第1回とか初期の頃の記事がめちゃくちゃ役に立ちます。
この連載は僕は何度読んだかわからないくらい今でも読み返すことがある永久保存版です。
リードクライマーを主眼に置いていますが
①基礎期
②ミドルパワー期
③筋肥大期
④最大筋力期
⑤リード実践期
でそれぞれ安間さんが何を目標として何をしているかが書かれています。
必読。

『スポーツトレーニングの基礎理論』


『Rock & Snow 47』



■反省点
でも今回は結果では3位だったけれど内容としては10位くらいでもおかしくないくらい、ギリギリのチャンスをものにしたという感じでした。
・距離出しが相変わらず苦手
・コンペ中に水色(二段)を登るだけの底力がない
というところが反省点でしょうか。



とにかく、一生思い出に残るコンペになったと思います。
チーフセッターがむっちゃんだったのもまた嬉しいですね!

さぁ、また登るだけだ。

スポンサーリンク


ロクスノ76号とスポーツクライミング教本

スポンサーリンク

6/6発売の『Rock & Snow 076』に定期連載を含めて記事を書かせていただいたのでその宣伝と、今話題の東さんの『スポーツクライミング教本』をいただいたのでその感想を書きたいと思います。

ロクスノと教本

・ロクスノ076
定期連載の「僕らは考える石ころである」の今回のテーマは、練習の密度。
前々からお客さんを観る中で、
「強いクライマーは登り込む密度が凄まじいが、逆に伸びない人はダラダラとメリハリ無く登っているだけ」
というのを何となく感じていました。
なので今回はライノのクライマー数人を観察して、1時間あたりに何級の課題を何回トライしていたかを数えて比較してみました。

少し前に意味深なツイートをしていたのはこのことだったのです。


結果は個人的にはかなり面白いものとなったので、気になる人はチェック!

それと、少し前になりますがリードのユース選手権のレポートも書かせてもらいました。
あのアツい記憶を蘇らせてもらえたら嬉しいです。




・スポーツクライミング教本の感想
現在在庫切れになるくらい注目を集めている東さんの『スポーツクライミング教本』。
ありがたいことに東さんからいただきましたので、読んだ感想を簡単にですが述べたいと思います。

まずこの本に書かれていることは非常にレベルが高いです。
クライミングのムーブを自分であまり起こしたことのない初心者・初級者が、初めから精読することは難しいでしょう。
どちらかというと中上級者向けであり
「自分なりにクライミングのムーブは何となく理解してはいるけれど、今一つ整理し切れていない」
「どうしても身体の使い方がしっくりこないムーブがある」
「あるムーブがなぜ合理的かがわからない」
「人にクライミングやムーブを正しく教えたい」
など、自分なりに疑問点や目的がある方が是非目を通すべき内容だと僕は思います。

主に力学の面からクライミングを説明しようとしてるのは書籍としては恐らく業界初の試みであり、その意味でクライミングの捉え方を再定義した重要な本となっていると思います。
もしかすると見る人が見ればその正確性やモデル化の仕方に多少なりとも粗いところはあるのかもしれませんが、とにかくクライミングの解明に一歩近づいたという意味で今後のクライミング界に多大な貢献をもたらしたと言えます。
まさに東さんの集大成となった本書。
僕ら"考える石ころクライマー"は読まなければならないでしょう!



スポンサーリンク


永遠に登る

スポンサーリンク

6月1,2日(木、金)に岡山の稲垣さん・柳瀬さんに誘われ、むっちゃんも加えて小川山でクラックとマルチピッチをほぼ初めて体験してきた。
何から何まで手取り足取り教えてもらってお世話になりっぱなしだったので、一緒に行ったと言うよりはほぼガイドしてもらったという形に近かっただろう。

・ド敗退した「カサブランカ 5.10a」(5.10bというトポもある)
変換 ~ カサブランカ

それにしてもまさかクラックほぼ初日とは言え10aや10bがRPできないどころか、どれだけテンションを繰り返してもトップアウトできないとは、若干ショックを受けた。
マルチピッチで登ったのは「セレクション」という6~7ピッチのルートで、最終部だけ5.9のクラックのバリエーションセクションを登ったのだけど、そこでもマジで落ちそうになって命からがら登り切った。

しかしこの2日間でわかったことは、僕はまだまだ登らなければならないしそれはきっと永遠に続くだろう、ということだ。
とにかくクライミングはキリが無い。
あらゆる種類のクライミングがこの世には溢れていて、到底それらを全部やってやろうなどということは誰にとっても不可能なのだけれど、少なくとも毎日延々とクライミングをしなければならないことは確かなことなのだ。
しかもインドアのボルダーだってまだまだ強くなりたい。

このブログmickipediaが多少なりとも知られるようになったり、雑誌に記事を書いたり、コンペの実況解説をしたり、なんだか色々と手を出しているけれど、僕はとにかくもっともっと自分のクライミングをしなければいけない。
自分のクライミングに手を抜いて良いようなステージなんかじゃまるでない。
というかそんなステージは訪れるのだろうか。

この世界は登ってなんぼだ。

稲垣さんなんて岩の開拓を含めてこれまでクライミング界に多大な貢献をしてきてもう50歳近くにもなるけれど、今でも多忙な中バリバリとクライミングをしている。
柳瀬さんだってクライミングジムを経営する立場になってからも、壮大な自分のクライミングの野望を心にもって、クラックという新しい分野に挑戦している。
この2人、本当に純真な子どもみたいに登ることを楽しんでいた。

クライミングに関わっている以上、とにかく登り続けることが大切だし、そいういう人はいつまでもギラついて輝きを持っている。
平山ユージさんもあんな大怪我をしたのに乗り越えてまだ自分のクライミングを追求しているし、内藤さんだってPumpというメガジムを経営しながら登りまくって瑞牆のトポを作り上げたし、小山田さんなんて皆知っての通り昔から変わらずに登りまくって限界をプッシュし続けているし、この間セットで入らせてもらったライムストーンの菊地さんも40後半であのNINJAを登ったし、伊東ヒデさんも教える側に回ったって同時に自分のクライミングをしに海外に行ったりしているし、他にもKo-wallの奥村さんとかピラニアの山森さんとか、ぱっと思いつくだけでもとにかくもうみんないつまでも自分のクライミングを追いかけて、それを諦めた人なんて全然いない。

クライミングに上がりなんてない。

とにかく登って、なんでもやって、途方もない目標を心に描きつつ、でも目の前の岩や壁を一つずつ登る。
それが100歳まで続いて、そして死ぬ。

きっと、それだけだろう。

スポンサーリンク


クライミングって何だ?

スポンサーリンク

3週間くらい前に殺し屋の林さんが久々にライノに来てくれて、なんだかんだで2人(+途中からレイぴょんも加えた3人)で2,3時間くらいずっと話していた。
今度林さんが出すジム、The FACTORYのこと。
バラッドに対する情熱は、あのバラカインタビューの時から全く変わっていないこと。

その中で唐突に林さんがこう切り出した。

"クライミングって何だと思う?"

これがよくあるチープなメディアの紋切型インタビューなら
"僕にとって人生そのものです"
とか
"終わりのない遊びです"
とか答えたら喜ばれるのだろうけど、林さんはそういうものを期待しているのではない。

ちょっと考えて、Lito Tejada-Flores(リト・テハダ・フローレス)のGames Climbers Play(クライマーの演じるゲームについて)を例に出して話したりしたけれど、それも自分の言葉ではない。

(ちなみに、クライマーの演じるゲームについて、は僕の解釈では、
「クライミングとは様々な制約を自分に課して、ある目的地にたどり着くゲームである。その中でもボルダリングは使ってはいけないものが多いなど最も制約が多いゲームであり、登山遠征隊などは何でもアリの制約なしのゲームである」みたいな内容。たぶん)

しばらくして林さんは自分の現時点の答えを教えてくれた。

"クライミングはただの「移動」だ。そして重力と逆方向で難しい移動ほど評価される"

いかにも林さんらしいシンプルなモノの見方だ。
そして、林さんは僕に
"宿題だから考えといて"
と言って去って行った。


ということで、今回は「クライミングとは何なのか」を考えてみようと思う。

まずクライミングが何なのかということに辿り着くには、「何がクライミングでないのか」を考えることがヒントになるはずだ。
では最初に通常のノーマルルートの登山はクライミングかそうじゃないかを考えてみよう。
山を登るという行為はもちろんそのまま解釈すればクライミングではある。登っているから。
しかし重要なのは「僕にとって」クライミングなのかどうかである。
今僕が真剣に取り組んでいる対象の中に通常のノーマルルートの登山が含まれるのかということである。
そう考えるとノーマルルートの登山はクライミングでは無いと言えるだろう。
なぜそう思ってしまうのかというと、「困難さの基準が違うから」のように思える。
所謂クライミングでは「ある動きができるかどうか」「複数の動きを最後まで繋げ切れるかどうか」というところに困難さがある。
そして困難であればあるほど面白い。
これは林さんとの話にも出てお互いに共感したが、クライミングは「困難」を楽しむものなのである。
しかしノーマルルートの登山の困難さは「体力が持つかどうか」「天候を読めるかどうか」「装備などの準備が適切かどうか」などにあるし、どちらかというと困難さよりもその爽快感とか達成感に遣り甲斐を感じている人が多いと思う。
もちろんそれがバリエーションルートになってきたり、ビックウォール、沢登り、アルパイン、などになると僕が上で挙げたようなクライミングの困難さを大いに入ってくるので境界は曖昧になる。
でもいずれにしても「困難である動きを解決して克服する」ということが今の僕にとってクライミングには欠かせない要素であることは間違いない。

では動きが困難であっても、クライミングじゃないものはなんだろうか。
最近のインドアクライミングのコンペなどに対してよく聞く言葉として
"あんな動きはクライミングじゃない"
というものがある。
その対象に上げられるのは所謂「ランニングジャンプ」や「マリオジャンプ」などとも呼ばれるアスレチック的なムーブだ。



でも僕はこれを
"クライミングじゃない"とは全く思わない
なぜだろうか。
それは、ここまでいかないにしても岩場でも同様の動きが必要となる課題は少なからず存在するし、今後新たなインスピレーションを持った世代によってこういう岩場の課題がたくさん登場するという予感があるからかもしれない。
現在でも例えば塩原のエロンチョは別の岩に立ちスタートにマントル姿勢で飛び乗るという他に無いムーブを要する課題だし、ヨセミテにあるDean Potterが初登したThe Wizardは別の岩を蹴って三角飛びの様にしてスタートに飛びつく(らしい)。
他にも若いクライマーが笠間の石器人スラブや瑞牆の指人形をランニングした勢いで登っているのを見たことがあるが、もしこれらの課題がフットホールドもハンドホールドも無かったとしたら、初登のスタイルがランニングジャンプになっていた可能性もある。

では、もう少し思考を進めてみると、サスケ最終ステージのような「綱登り」はクライミングとして僕は認められるのか。
1stステージなどの丸太にしがみついて振り落とされないように転がるのはクライミングなのか。
丸太は登らずに下っているからちょっと違うとしても、ロープを登る行為はクライミングではある。
更にロープを登ることは(やったことはほぼないが)困難なことだろう。
しかしあの綱登りを僕は真剣に取り組む対象として見られるだろうか。
おそらく今はそうは思えないだろう。
それは、やはり繋登りがロッククライミングとはかけ離れているからであり、どこまでいっても僕が今クライミングと認めてモチベーションが沸く対象の根底には「岩」という要素が必要なのだろう。
「岩」の特性はなんだろうか。
それは「不変性」と「不動性」だと思う。(不動性という言葉があるかは知らない)
長い目で見ればもちろん欠けたりして変化があるものではあるけれど、岩は基本的には不変でありいつでも同じ状態である。コンディションの違いはあるが。
そして岩は動かずにずっしりとした存在感でそこに居座っている。
だから、例えば砂丘を登る行為はそれが困難でも僕にとってはクライミングではない。誰かが1回登ったら明らかに違うものになってしまいその困難さを共有できなさそうなので。
同様にロープや振り子の様に揺れる不動で無いものを登ることもクライミングというモチベーションで取り組むことはできないと思う。
だからランニングジャンプ課題はクライミングと認めることはできても、動くホールドとかが公式コンペで登場したらさすがにそれは違うかな、と思ってしまうだろう。
(まぁ例えば柔らかいホールドで握ると形が変わるとかは斬新で面白いとは思うけど)
しかしこれも曖昧ではある。
アイスクライミングや沢登りはラインは決まっているけれど、対象それ自体は時々刻々と変わるものであり不変ではない。
でも僕はきっと取り組んだらハマると思う。
でもインドアクライミングで水が流れていたり、風が吹いていたりする課題があったらどうだろうか。
今はやっぱりそれは違うと思う気がする。
まぁ物事はそんなに厳密に区切れるものではなく、連続的な世界に僕らは生きているのだ。


まとめると、今の僕にとってのクライミングとは
「不変・不動の対象物を登り、その動きの困難さを楽しむ行為」
となるだろうか。

どうでしょうか、林さん。


追伸:
あ、ちなみに、僕はサスケ好きです。
この間観て泣きました。
スポンサーリンク


八王子ボルダリングWCの感想、ライムストーンのセット

スポンサーリンク

八王子ボルダリングワールドカップの怒涛の2日間が終わりました。
1日目は予選でYouTubeの実況解説、2日目は中継チームの裏方のお手伝いをさせてもらいました。
テレビもネットニュースもあまり見ていませんが、とりあえず自分が現場で感じたことを備忘録的に書いておきます。



<実況解説>
■方向性
いつものごとくダッシュさんと楽しくやらせてもらえました。
一応僕らの分担としては

ダッシュさん:選手のベーシックな紹介&冷静な進行
僕:課題やムーブの解説&小ネタをぶっこむ(あと見どころとかリザルト系とかの話は僕がしたりすることが多い)

みたいな感じでざっくりとわかれているのですが、まぁ阿吽の呼吸で上手いことやっております。
で当然僕はたくさん小ネタをぶっこんだ方が良いかと思っているので、色々と知っている情報を出すのですがこれは行きすぎると内輪ネタや身内びいきになりかねません。
そうなると場合によっては視聴者が置いてけぼりになるのですよね。
というかそういう指摘も一部実際に受けております。今回もこれまでも。
あとは選手のパフォーマンスや実力に関係のないことを面白おかしく話すとかも不適切な場合もあります。
でもこれは難しい問題ですね。
そりゃ普通に課題のこととかムーブのこととかを淡々と実況解説することもできますが、僕ならそんなものを4時間(ユース選手権とかはなんと8時間を超える!)も見ていられないですから。チャンネル変えます。
面白おかしくする方向性は考えないといけないかもしれませんが、何かユニークで他とは違う実況解説をしなければならないのは確かなんですよね。
まぁ批判がでるものクライミングがマスになってきたという証拠ですかね。


■英語
それと自分的に残念だったのはせっかく今大会のチーフセッターであるクリス・ダニエルソンがYouTubeゲストで来てくれたのに、全然気の利いた質問ができなかった&英語が苦手過ぎたことですね。笑
まぁ視聴者のためにも僕が日本語で話す必要性はあったけれど、英語で話せと言われても無理だったでしょう。
一応前職外資系だったんだけどな、、、。
英語勉強しよ。(するとは言っていない)

次はどの大会になるかはわかりませんが、引き続き実況解説をする予定ですのでよろしくお願いします!



<観戦>
次に純粋に観戦していて印象に残ったこととかを書きます。

■史上最も興奮したコンペ
僕の中で、今回の八王子ワールドカップは史上最も興奮したコンペでした。
泣きそうになるくらいに。
特に男子のファイナルがアツすぎた。
最終課題をミカエルとヤコブがそれなりにあっさりと登って、智亜君も登って全完登するかと思いきや、実は怪我もあって登れず。
タイセー君とアレクセイは登り、最後の渡部君待ち。
渡部君が3アテンプト目で落ちた瞬間、アテンプトを計算していたアレクセイが雄叫びとガッツポーズで勝利の喜びを爆発させる。
でも渡部君はプロ魂で時間ギリギリまできちんと課題に向き合ってトライ。
全てが終わった瞬間にこれ以上ないドラマチックな展開を生んだセッター陣が互いにねぎらいのハイタッチ。
現場にいたからこそ色々な人たちの色々な想いを感じることができました。


■おそらく数年後も印象に残る最終課題
男子最終

それにしても最終課題カッコ良すぎるでしょ。
e-Gripsの新作である巨大なLoavesが並んでみためもイカスのだけど、パワー全開のTheクライミング課題。
これはコンペの内容と共に未来永劫語り継がれるわ。


■その他個人的に印象深かったシーン
・渡部君の決勝第1課題スラブ
これは実は勝負の行方を決める上でターニングポイントになっていました。
ジャパニーズスラブマスターの彼ならば、彼自身も観客もおそらくこの課題を登ると思っていたはず。
で、ここで渡部君はスタートまでに1分間くらい費やすんですよね。
ここがカッコ良かった。アテンプトの重要性を誰よりわかっていて、確実に決めに行っていました。
結果としては無情にも登れなかったのだけれど、この課題が3アテンプトで登れていれば彼が優勝だったので1課題目にして大きな勝負所だったのですね。

・あきよちゃんの決勝第3課題
もうこれは多くの人が異論無いと思いますが、野口あきよちゃんの決勝第3課題のラストトライは伝説ものですね。
残り14秒でスタートしてランジ決めてほぼブザービートで登り切るって、スター過ぎるでしょ。
クライミングの神に完全に愛されていますね。
それと同時に、批判の多かった決勝のルール変更(4分間で登り切る必要あり)がむしろドラマを生む可能性があることの好例にもなりました。
智亜君の決勝第1課題も時間ギリギリの完登がめちゃくちゃ盛り上がりましたしね。
余談ですが、実はあきよちゃんはこれを1撃していれば優勝でした。
でもあの難解な課題を1撃は本当に難しい。
つまりヤーニャどんだけ。

・他にもたくさんのたらればシーン
もうキリが無いんですけど他にもたくさん「これがこうなっていれば」というたらればシーンが思い浮かびます。
チョンが準決勝最終課題のボーナスを1回で取っていれば決勝進出で、今回の決勝課題セットならチョンがやってくれるかもという気がしたし、
カジ丸さんが予選最後で1度スタート付近で落ちていなければ通過していて(これは勘違いして実況で盛り上げてしまってすみませんでした)、準決勝でのカジ丸さんの動きを超見てみたかったし、
小田桃花ちゃんも予選3課題目をあと2秒早く登っていれば通過で、久々の復活が超アツかったし、
村井君もボーナスのアテンプトというマジで泣けるくらい僅差だったし、
メイちゃんも準決勝1課題目のゴールギリギリ時間内に決めていればその後の流れがわからなかったし、
まぁとにかく見どころが多すぎた!!
面白すぎた!!!

今シーズンもあと3戦楽しみましょー

・女子予選


・男子予選


・セミファイナル


・ファイナル




<ライムストーンでセット>
埼玉県柳瀬川にあるライムストーンクライミングクラブさんにて、ワールドカップの次の日に「旬の壁」というマンスリーウォールをセットさせてもらました!

ライムストーン

旬の壁の傾斜は88度と110度と、ライノクライマーならわかると思いますが僕が最も得意とする傾斜付近だったので、まずテンション上がりました。
あまり使ったことがないフィクションのホールドやアンダーブルーの変わったハリボテを積極的に使わせてもらい、新しいインスピレーションでセットできたと思います。
でも帰宅してむっちゃんに壁の写真を見せたら
「あーまたマントル課題?幹也君マントル多いよね」
となんかプロセッターみたいなこと真っ先に言われてすげー悔しくなりました。
そうです、マントル多いです。
でもクライミングって結局最後はマントルじゃん!マントル楽しもうぜ!!
(※マントル以外もあります)

それと、オーナーの菊地さんの課題もどれもチャレンジングなものばかりでやりがいがあります。
僕は結構「挑戦的な課題」と「ベーシックな課題」を使い分けて、ベーシックな方は人によっては「まぁ普通だな」と捉えられてしまうこともあるかもしれませんが、菊地さんの課題は常に挑戦してます。
そしてちゃんと面白いです。
2人で21本作って、とても楽しい壁になったので是非触ってみてください!



さぁ今週いっぱいくらいで忙しさがひと段落するはずなので、そろそろmickipediaを平常運転させねば!
書きたいことを書く。
スポンサーリンク


PageTopNext>>

スポンサーリンク
全ての記事一覧

全ての記事が一覧で見やすく見ることが出来ます!

全ての記事を表示する

プロフィール

mic

Author:mic
植田幹也
はい、ミキペディアです
ボルダリング中心ですが、クライミング全般の記事が多いです
mikipediaではないです

メールアドレス
pinedooruedaあっとyahoo.co.jp

リンクフリーです

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター

検索フォーム

FC2カウンター

現在の閲覧者数: