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トラヴァース課題は「左→右」の方が本当に多いのか|mickipedia

トラヴァース課題は「左→右」の方が本当に多いのか

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さて、色々と書きたいことはたまっているのですが今日は読者からのリクエストに答えた記事にしたいと思います。
最近、クライミングTwitter界隈の陰の重鎮たまぺでぃあことnipporinapori氏が自身のブログにてmickipediaに調査リクエストをガンガンされています。

・日本の課題の半分以上は小山田さんの課題(たぶん)
・特に高難度(5段以上)課題の7割以上は小山田さんの課題(たぶん)

(中略)

あ、たぶんの部分はミキペディアに調べてもらいたいです。



いずれも調査し甲斐のあるテーマなのですが、まずはおそらく本人も忘れているであろうこのツイートのリクエストに遡って答えてみます!

(会話の流れとしては、カッコいい2級課題の話をしていた。たしか)



この中の、「トラバースって左→右が多くない?」「ヒール課題って右ヒールが多くない?」という質問。
確かにどっちもそんな気がする、、、。
しかし、ヒールをするかどうかは本人次第なところもあるので、後者の質問は一旦置いておきます。
というわけで、前置きが長くなりましたが今回のmickipediaでは
トラヴァース課題は「左→右」の方が本当に多いのか
を調べてみようと思います。



目次
■調査の方法
■結果
■なぜ「左→右」が多いと感じてしまうか
■終わりに



■調査の方法
全てのトラヴァース課題を調べ尽くすのは無理があるので、以下の様に調査します。
(ちなみにトラヴァースとは簡単に言うと「横に移動していくような動き」のことです)

・対象は「小川山 御岳 三峰 ボルダー図集」(以下、黒本)に載っている課題とする
 -有名課題でも黒本に載っていないものは除外
 -例えば「忍クラ」とか「闇の絵巻」とか
・以下のいずれかを満たしているものをトラヴァース課題とする
 -僕の主観で明らかにトラヴァース課題だと感じる
 -課題名や説明分に「トラヴァース」の文字が入っている
 -黒本でのラインが横向きに進んでいる(ように見える)
・同じラインの延長はダブルカウントしない
 -「サブウェイ」と「延長サブウェイ」は同一
 -「蟹」と「蟹虫」は同一、など
・「左→右」と「右→左」の両方パターンある場合は両方でカウントする
 -「ラブリー・トラヴァース」など
 -「小川山タンクス」も往復なので両方でカウント
 -「モファット・トラヴァースⅡ」は黒本では右にも左にも矢印が出ているが、「左→右」で登られているようなのでそちらにカウント。これに関しては詳細を知る方教えてください



■結果
さぁさぁ、気になる結果は、、、!

トラバース

なんと、
「左→右」が46本
「右→左」が47本

とほぼ同数!
まぁ当たり前と言えば当たり前ですね。
課題のラインが岩の形状である程度決まってしまうと考えれば、自然の岩に左右差はないはずなので。

一応全課題載せておきます。

トラバース 一覧 v03



■なぜ「左→右」が多いと感じてしまうか
しかし、おそらく多くの人は「左→右」の方が多いと感じると思うのですよね。なんとなくですが。
ぱっと考えてみたところ
・「左→右」の方が印象的な課題が多い説
・(右利きは?)人体の構造的に「左→右」の方が気持ち良いからジム課題で多い説

の2つの説を思いつきました。

・「左→右」の方が印象的な課題が多い説
やはり関東のクライマーだと御岳が一番身近な岩場ですが、御岳のトラヴァースと言えば「蟹」であり「左→右」です。
小川山で考えても「大いなる河の流れ」「フィロソフィー」「サブウェイ」と「左→右」の課題が並んでいる印象。
もちろん御岳にも「鵜の瀬大トラヴァース」「イギリス人のトラヴァース」という代表的課題もあるし、小川山にも「忘却の河」や「三日月ハング」があるので、ここは本当に個人の感じ方としか言えないのですが、、、。
なんとなーく「左→右」の方がぱっと思い出せる印象的で代表的な課題が多い気がします。

・(右利きは?)人体の構造的に「左→右」の方が気持ち良いからジム課題で多い説
もう1つの説はおそらく未だに研究などされているテーマで一概には言えないところもあると思うのですが、基本的に人間は左を軸にして右を出すようないわゆる左回りの方が気持ち良くできるとされています。
陸上のトラックも野球のベースも左回りです。
『ハンター×ハンター』で出てきたので有名ですが、右にも左にも曲がれる場合多くの人が無意識に左に曲がってしまうという実験結果もあります。
他にも砂漠や山などで迷った時にグルグルと(多くは左回りに)円を描いて彷徨ってしまうリング・ワンダリングなどの現象にもこの左側を軸に無意識にしてしまうことが関係しているようです。
とすると、ジムなどで無意識に課題を作る場合「左手や左足を軸にして、右手や右足を出していく」ような課題を作り易いということはあり得る気はします。
この場合もちろんクロスで手を出して行けば「右→左」のトラヴァースになりますが、クロスさせなければ右先行で進めば「左→右」の方向に登って行くような課題になるのではないでしょうか。
これによってジム課題に「左→右」のトラヴァースが多いという可能性はもしかしたらあり得る話なのかもしれません。
(大変なので検証しませんが)





■終わりに
とまぁ色々と書きましたが、結論としては「岩ではどっちの方向も同じ数」ということですね。
これからも頃合いをみてリクエストには答えていきたいと思います。
ではでは!

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