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後からコンペ課題をやって「何完した!」とかには意味がない|mickipedia

後からコンペ課題をやって「何完した!」とかには意味がない

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何かあったわけではないのですが、なんとなく前々から思っていること。
ほとんど言いたいことはタイトルで言い終えてますが。


まずは自分の反省かつ戒めの話。
先月末にサマスマとシェアのコンペに二週連続で出場した。
サマスマが終わったあと、本来ならすぐに切り替えてシェアのコンペに向けた練習をすれば良いのに、サマスマの予選で力を出せなかったことが悔しくて、シェアコンペ前にサマスマ課題の復習に行ってしまった。
で、当然なのだけれどコンペの時にできなかった課題も後からやればそれなりに登れる。
そうすると「なんだ落ち着いてやれば登れるじゃん」みたいに、なぜか安心感を得てしまう。
でもその安心感は全く意味をなさないし、むしろ弊害にすらなり得る。
一度触ったことがあって、ムーブがわかっている課題を、ノープレッシャーの下で登ることができても次のコンペの役には当然あまり立たない。
そんなことで溜飲を下げてもしょうも無さ過ぎる。
コンペ前なのだから触ったことない課題でコンペ想定練習をした方が良いから、まだタクマヌマジリの完登したコーディネーション芸人決勝課題でも触ってみた方が100倍自分のためにはなる。でもその課題は触りもしなかった。
そして案の定シェアのコンペは振るわない結果だった。

(サマスマの場合は、できなかった課題のリベンジだけでなくて、触っていない課題も含めてとても面白そうだったから登りに行ったというのももちろんありますけどね)


同様にあるコンペに参加した人であろうと参加しなかった人であろうと、コンペ課題を後からやりに行って「何完でしたー!」とか自己主張してもほぼ意味がない。
コンペ本番と自分で後からやるのでは天と地ほども状況が違う。
本番では時間的制約から1,2トライで登らなくてはならないかもしれないし、最適なムーブがわからないかもしれないし、詳細なグレードがわからない状態かもしれない。
仮に後からコンペ課題をやるときに、課題に関する情報を完全にシャットアウトしてトライして、かつアテンプト数とかを気にして触ったとしても、それでも本番と比べたら完登の意味合いは全然違う。
なぜならコンペというプレッシャーの中でやるのと、何にもプレッシャーが無い状態でやるのでは雲泥の差だからだ。

もちろん、コンペだと人の登りが見れたりとか、火事場の馬鹿力が出たりだとか、フリクションがまだ良い状態だとか、逆に好条件なこともあるけれど。

とにかく、コンペは心技体全てが揃わないと上には行けない。
後からコンペ課題だけをやるのは、「心」にかかるプレッシャーも少ないし、ムーブがわかっていたり戦略的な「技」もたいして必要ないので、フィジカルの「体」を試しているだけに過ぎないとも考えられる。
ユースの子達を含めてコンペティターは本当に凄まじい環境で戦っていると思うから、彼らを見下すような発言は絶対にしたくない。

これはなにもクライミングだけに限った話じゃない。
例えば受験とかでも、過去問で何点が取れたとか、問題集のこんな難問が解けたとかに、ほぼ意味がないのと同じだ。
年に一度という失敗が許されない状況で、自分ができることを当たり前にするということに難しさがある。
本番に力を出せるやつが受かる。

とここまで言ったものの、コンペ課題を実際に触ることで実力を確かめることは大切だし、受験だって膨大な量の過去問を解かなくては戦場にすら立てないのもまた真実。
練習でできないことが本番でできるなんてことは滅多にない。
とてつもない練習の積み重ねの末に輝かしい本番の舞台はある。

要はフィジカルやベースのクライミング能力を鍛える練習やトレーニングの場と、心技体全てを動員する実践の場をはき違えてはいけないということだ。
練習やトレーニングの場で良い結果をだしたからといって慢心してはいけない。

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