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クライミング|mickipedia

クライミングって何だ?

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3週間くらい前に殺し屋の林さんが久々にライノに来てくれて、なんだかんだで2人(+途中からレイぴょんも加えた3人)で2,3時間くらいずっと話していた。
今度林さんが出すジム、The FACTORYのこと。
バラッドに対する情熱は、あのバラカインタビューの時から全く変わっていないこと。

その中で唐突に林さんがこう切り出した。

"クライミングって何だと思う?"

これがよくあるチープなメディアの紋切型インタビューなら
"僕にとって人生そのものです"
とか
"終わりのない遊びです"
とか答えたら喜ばれるのだろうけど、林さんはそういうものを期待しているのではない。

ちょっと考えて、Lito Tejada-Flores(リト・テハダ・フローレス)のGames Climbers Play(クライマーの演じるゲームについて)を例に出して話したりしたけれど、それも自分の言葉ではない。

(ちなみに、クライマーの演じるゲームについて、は僕の解釈では、
「クライミングとは様々な制約を自分に課して、ある目的地にたどり着くゲームである。その中でもボルダリングは使ってはいけないものが多いなど最も制約が多いゲームであり、登山遠征隊などは何でもアリの制約なしのゲームである」みたいな内容。たぶん)

しばらくして林さんは自分の現時点の答えを教えてくれた。

"クライミングはただの「移動」だ。そして重力と逆方向で難しい移動ほど評価される"

いかにも林さんらしいシンプルなモノの見方だ。
そして、林さんは僕に
"宿題だから考えといて"
と言って去って行った。


ということで、今回は「クライミングとは何なのか」を考えてみようと思う。

まずクライミングが何なのかということに辿り着くには、「何がクライミングでないのか」を考えることがヒントになるはずだ。
では最初に通常のノーマルルートの登山はクライミングかそうじゃないかを考えてみよう。
山を登るという行為はもちろんそのまま解釈すればクライミングではある。登っているから。
しかし重要なのは「僕にとって」クライミングなのかどうかである。
今僕が真剣に取り組んでいる対象の中に通常のノーマルルートの登山が含まれるのかということである。
そう考えるとノーマルルートの登山はクライミングでは無いと言えるだろう。
なぜそう思ってしまうのかというと、「困難さの基準が違うから」のように思える。
所謂クライミングでは「ある動きができるかどうか」「複数の動きを最後まで繋げ切れるかどうか」というところに困難さがある。
そして困難であればあるほど面白い。
これは林さんとの話にも出てお互いに共感したが、クライミングは「困難」を楽しむものなのである。
しかしノーマルルートの登山の困難さは「体力が持つかどうか」「天候を読めるかどうか」「装備などの準備が適切かどうか」などにあるし、どちらかというと困難さよりもその爽快感とか達成感に遣り甲斐を感じている人が多いと思う。
もちろんそれがバリエーションルートになってきたり、ビックウォール、沢登り、アルパイン、などになると僕が上で挙げたようなクライミングの困難さを大いに入ってくるので境界は曖昧になる。
でもいずれにしても「困難である動きを解決して克服する」ということが今の僕にとってクライミングには欠かせない要素であることは間違いない。

では動きが困難であっても、クライミングじゃないものはなんだろうか。
最近のインドアクライミングのコンペなどに対してよく聞く言葉として
"あんな動きはクライミングじゃない"
というものがある。
その対象に上げられるのは所謂「ランニングジャンプ」や「マリオジャンプ」などとも呼ばれるアスレチック的なムーブだ。



でも僕はこれを
"クライミングじゃない"とは全く思わない
なぜだろうか。
それは、ここまでいかないにしても岩場でも同様の動きが必要となる課題は少なからず存在するし、今後新たなインスピレーションを持った世代によってこういう岩場の課題がたくさん登場するという予感があるからかもしれない。
現在でも例えば塩原のエロンチョは別の岩に立ちスタートにマントル姿勢で飛び乗るという他に無いムーブを要する課題だし、ヨセミテにあるDean Potterが初登したThe Wizardは別の岩を蹴って三角飛びの様にしてスタートに飛びつく(らしい)。
他にも若いクライマーが笠間の石器人スラブや瑞牆の指人形をランニングした勢いで登っているのを見たことがあるが、もしこれらの課題がフットホールドもハンドホールドも無かったとしたら、初登のスタイルがランニングジャンプになっていた可能性もある。

では、もう少し思考を進めてみると、サスケ最終ステージのような「綱登り」はクライミングとして僕は認められるのか。
1stステージなどの丸太にしがみついて振り落とされないように転がるのはクライミングなのか。
丸太は登らずに下っているからちょっと違うとしても、ロープを登る行為はクライミングではある。
更にロープを登ることは(やったことはほぼないが)困難なことだろう。
しかしあの綱登りを僕は真剣に取り組む対象として見られるだろうか。
おそらく今はそうは思えないだろう。
それは、やはり繋登りがロッククライミングとはかけ離れているからであり、どこまでいっても僕が今クライミングと認めてモチベーションが沸く対象の根底には「岩」という要素が必要なのだろう。
「岩」の特性はなんだろうか。
それは「不変性」と「不動性」だと思う。(不動性という言葉があるかは知らない)
長い目で見ればもちろん欠けたりして変化があるものではあるけれど、岩は基本的には不変でありいつでも同じ状態である。コンディションの違いはあるが。
そして岩は動かずにずっしりとした存在感でそこに居座っている。
だから、例えば砂丘を登る行為はそれが困難でも僕にとってはクライミングではない。誰かが1回登ったら明らかに違うものになってしまいその困難さを共有できなさそうなので。
同様にロープや振り子の様に揺れる不動で無いものを登ることもクライミングというモチベーションで取り組むことはできないと思う。
だからランニングジャンプ課題はクライミングと認めることはできても、動くホールドとかが公式コンペで登場したらさすがにそれは違うかな、と思ってしまうだろう。
(まぁ例えば柔らかいホールドで握ると形が変わるとかは斬新で面白いとは思うけど)
しかしこれも曖昧ではある。
アイスクライミングや沢登りはラインは決まっているけれど、対象それ自体は時々刻々と変わるものであり不変ではない。
でも僕はきっと取り組んだらハマると思う。
でもインドアクライミングで水が流れていたり、風が吹いていたりする課題があったらどうだろうか。
今はやっぱりそれは違うと思う気がする。
まぁ物事はそんなに厳密に区切れるものではなく、連続的な世界に僕らは生きているのだ。


まとめると、今の僕にとってのクライミングとは
「不変・不動の対象物を登り、その動きの困難さを楽しむ行為」
となるだろうか。

どうでしょうか、林さん。


追伸:
あ、ちなみに、僕はサスケ好きです。
この間観て泣きました。
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八王子ボルダリングWCの感想、ライムストーンのセット

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八王子ボルダリングワールドカップの怒涛の2日間が終わりました。
1日目は予選でYouTubeの実況解説、2日目は中継チームの裏方のお手伝いをさせてもらいました。
テレビもネットニュースもあまり見ていませんが、とりあえず自分が現場で感じたことを備忘録的に書いておきます。



<実況解説>
■方向性
いつものごとくダッシュさんと楽しくやらせてもらえました。
一応僕らの分担としては

ダッシュさん:選手のベーシックな紹介&冷静な進行
僕:課題やムーブの解説&小ネタをぶっこむ(あと見どころとかリザルト系とかの話は僕がしたりすることが多い)

みたいな感じでざっくりとわかれているのですが、まぁ阿吽の呼吸で上手いことやっております。
で当然僕はたくさん小ネタをぶっこんだ方が良いかと思っているので、色々と知っている情報を出すのですがこれは行きすぎると内輪ネタや身内びいきになりかねません。
そうなると場合によっては視聴者が置いてけぼりになるのですよね。
というかそういう指摘も一部実際に受けております。今回もこれまでも。
あとは選手のパフォーマンスや実力に関係のないことを面白おかしく話すとかも不適切な場合もあります。
でもこれは難しい問題ですね。
そりゃ普通に課題のこととかムーブのこととかを淡々と実況解説することもできますが、僕ならそんなものを4時間(ユース選手権とかはなんと8時間を超える!)も見ていられないですから。チャンネル変えます。
面白おかしくする方向性は考えないといけないかもしれませんが、何かユニークで他とは違う実況解説をしなければならないのは確かなんですよね。
まぁ批判がでるものクライミングがマスになってきたという証拠ですかね。


■英語
それと自分的に残念だったのはせっかく今大会のチーフセッターであるクリス・ダニエルソンがYouTubeゲストで来てくれたのに、全然気の利いた質問ができなかった&英語が苦手過ぎたことですね。笑
まぁ視聴者のためにも僕が日本語で話す必要性はあったけれど、英語で話せと言われても無理だったでしょう。
一応前職外資系だったんだけどな、、、。
英語勉強しよ。(するとは言っていない)

次はどの大会になるかはわかりませんが、引き続き実況解説をする予定ですのでよろしくお願いします!



<観戦>
次に純粋に観戦していて印象に残ったこととかを書きます。

■史上最も興奮したコンペ
僕の中で、今回の八王子ワールドカップは史上最も興奮したコンペでした。
泣きそうになるくらいに。
特に男子のファイナルがアツすぎた。
最終課題をミカエルとヤコブがそれなりにあっさりと登って、智亜君も登って全完登するかと思いきや、実は怪我もあって登れず。
タイセー君とアレクセイは登り、最後の渡部君待ち。
渡部君が3アテンプト目で落ちた瞬間、アテンプトを計算していたアレクセイが雄叫びとガッツポーズで勝利の喜びを爆発させる。
でも渡部君はプロ魂で時間ギリギリまできちんと課題に向き合ってトライ。
全てが終わった瞬間にこれ以上ないドラマチックな展開を生んだセッター陣が互いにねぎらいのハイタッチ。
現場にいたからこそ色々な人たちの色々な想いを感じることができました。


■おそらく数年後も印象に残る最終課題
男子最終

それにしても最終課題カッコ良すぎるでしょ。
e-Gripsの新作である巨大なLoavesが並んでみためもイカスのだけど、パワー全開のTheクライミング課題。
これはコンペの内容と共に未来永劫語り継がれるわ。


■その他個人的に印象深かったシーン
・渡部君の決勝第1課題スラブ
これは実は勝負の行方を決める上でターニングポイントになっていました。
ジャパニーズスラブマスターの彼ならば、彼自身も観客もおそらくこの課題を登ると思っていたはず。
で、ここで渡部君はスタートまでに1分間くらい費やすんですよね。
ここがカッコ良かった。アテンプトの重要性を誰よりわかっていて、確実に決めに行っていました。
結果としては無情にも登れなかったのだけれど、この課題が3アテンプトで登れていれば彼が優勝だったので1課題目にして大きな勝負所だったのですね。

・あきよちゃんの決勝第3課題
もうこれは多くの人が異論無いと思いますが、野口あきよちゃんの決勝第3課題のラストトライは伝説ものですね。
残り14秒でスタートしてランジ決めてほぼブザービートで登り切るって、スター過ぎるでしょ。
クライミングの神に完全に愛されていますね。
それと同時に、批判の多かった決勝のルール変更(4分間で登り切る必要あり)がむしろドラマを生む可能性があることの好例にもなりました。
智亜君の決勝第1課題も時間ギリギリの完登がめちゃくちゃ盛り上がりましたしね。
余談ですが、実はあきよちゃんはこれを1撃していれば優勝でした。
でもあの難解な課題を1撃は本当に難しい。
つまりヤーニャどんだけ。

・他にもたくさんのたらればシーン
もうキリが無いんですけど他にもたくさん「これがこうなっていれば」というたらればシーンが思い浮かびます。
チョンが準決勝最終課題のボーナスを1回で取っていれば決勝進出で、今回の決勝課題セットならチョンがやってくれるかもという気がしたし、
カジ丸さんが予選最後で1度スタート付近で落ちていなければ通過していて(これは勘違いして実況で盛り上げてしまってすみませんでした)、準決勝でのカジ丸さんの動きを超見てみたかったし、
小田桃花ちゃんも予選3課題目をあと2秒早く登っていれば通過で、久々の復活が超アツかったし、
村井君もボーナスのアテンプトというマジで泣けるくらい僅差だったし、
メイちゃんも準決勝1課題目のゴールギリギリ時間内に決めていればその後の流れがわからなかったし、
まぁとにかく見どころが多すぎた!!
面白すぎた!!!

今シーズンもあと3戦楽しみましょー

・女子予選


・男子予選


・セミファイナル


・ファイナル




<ライムストーンでセット>
埼玉県柳瀬川にあるライムストーンクライミングクラブさんにて、ワールドカップの次の日に「旬の壁」というマンスリーウォールをセットさせてもらました!

ライムストーン

旬の壁の傾斜は88度と110度と、ライノクライマーならわかると思いますが僕が最も得意とする傾斜付近だったので、まずテンション上がりました。
あまり使ったことがないフィクションのホールドやアンダーブルーの変わったハリボテを積極的に使わせてもらい、新しいインスピレーションでセットできたと思います。
でも帰宅してむっちゃんに壁の写真を見せたら
「あーまたマントル課題?幹也君マントル多いよね」
となんかプロセッターみたいなこと真っ先に言われてすげー悔しくなりました。
そうです、マントル多いです。
でもクライミングって結局最後はマントルじゃん!マントル楽しもうぜ!!
(※マントル以外もあります)

それと、オーナーの菊地さんの課題もどれもチャレンジングなものばかりでやりがいがあります。
僕は結構「挑戦的な課題」と「ベーシックな課題」を使い分けて、ベーシックな方は人によっては「まぁ普通だな」と捉えられてしまうこともあるかもしれませんが、菊地さんの課題は常に挑戦してます。
そしてちゃんと面白いです。
2人で21本作って、とても楽しい壁になったので是非触ってみてください!



さぁ今週いっぱいくらいで忙しさがひと段落するはずなので、そろそろmickipediaを平常運転させねば!
書きたいことを書く。
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2017八王子ボルダリングワールドカップ出場選手のここまでのランキング

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明日明後日の5月6,7日(土日)、八王子でボルダリングワールドカップ(以下、BWC)の第4戦が開かれます。
そして土曜日の予選は、いつも通りのコンビでダッシュさんとYoutubeの以下のチャンネルで実況解説をさせてもらえることになりました!

・Women Qualification(女子予選)9:50〜


・Men Qualification(男子予選)14:50〜


日曜日の準決勝と決勝はIFSCの公式チャンネルでライブで観ることができます。
スカイAとNHKでは日本語で後からですが観ることができます。

・準決勝


・決勝


会場に観に行く方も、家で配信を見る方も、よりBWCが楽しめるように、現在の年間ランキングの上位20名とその他の有力選手の紹介をさせていただきます!



■BWC年間ランキングとは
まず、年間ランキングとは何ぞやということなのですがBWCは今年は全部で7戦あり、それぞれの大会での順位に応じて以下のポイントが選手に与えられます。

得点順位

そして全戦終わった時点での総合ポイントで競うのですが、一応細かいルールも何点かあります。

・年間で6戦以上あった場合は、最もポイントの低い1大会は年間ランキングの対象外となる
・最終戦終了時に2名以上の選手が同じポイント数で1位同着だった場合、同時に出場した大会で相手より上位となった回数が多い方が年間チャンピオンとなる。それでもなお同着の場合、より上位の成績の獲得数で決定をする。
・同着が出た場合は同着が占める全順位の平均得点が対象選手に与えらえる。例えば16位が4名いたら、16~19位までの得点の平均の17ptが4名に与えらる



■2017年BWCの第3戦まで終了時点での年間ランキング上位者
では早速ですがこのランキングの現時点での上位20名を男女共に見てみましょう。

八王子男子 v01

八王子女子 v02

注:BJCはボルダリングジャパンカップ、LWCはリードワールドカップ


男女共に日本人がかなり好調ですね!

まず男子ですが、トップは先日の第3戦(南京戦)で初優勝をした渡部 桂太選手。
国内大会では安定して表彰台に残るなど実力を表しはじめていましたが、今年ついに大ブレークしました。
3戦とも決勝に残っているのは渡部選手のみ。
保持力、柔軟性、コーディネーション能力、などはトップクラスのものがありましたが、今年はそれに加えて明らかに力強さが出てきました。
そして何よりスラブが異常に強い。
第1戦のスイス大会決勝などでもありましたが、彼しか登れないスラブ課題が存在します。
八王子大会にも大いに期待ですね!

ランキング2位は韓国のチョンジョンウォン選手。
2015年のBWC年間チャンピオンです。
とにかくカチの保持力が並外れていて、インドアホールドに限れば世界No.1かもしれません。
日本が大好きでよく日本のジムに遠征に来ていますね。

3,4位につけるのは楢﨑 智亜選手、藤井 快選手の昨年のBWC年間ランキングの1位と2位。
彼ら2人は昨年世界中驚かせるパフォーマンスと成績で一気にボルダリング界の2大スターとなりましたが、その勢いは今年も健在です。
藤井選手は初戦のスイス戦で優勝、楢﨑選手は初戦こそ予選落ちだったものの直近2戦ではどちらも準優勝と好調。
ホームの地で爆発するはず!

5位には昨年最後まで年間優勝を争ったロシアのアレクセイ選手、6位には怪我からの復活シーズンで決勝に2度残るハイパフォーマンスを見せている杉本選手が位置付けています。

ただこれらの上位選手は中国の2連戦を含めて、八王子が3連戦目なので疲労がかなり溜まっているはず。
ですので、日本人でフレッシュな選手が大番狂わせを起こす可能性も高いと思っています。
岩場で高難度を落としまくっている村井選手、BJCと日本選手権共に3位の波田選手、BJC優勝経験のある山内誠選手、あたりが何かかましてくれるのではないかと予想します!


女子はイギリスのショウナコクシー選手とスロベニアのヤーニャガンブレット選手の2人が頭1つ抜けているという印象でしょうか。
八王子出場選手の中ではこれまでの3戦で、この2人以外で優勝か準優勝をした選手はいないです。
ショウナは昨年の年間チャンピオンでもあり、とにかく何でもできる選手。
弱点が無い上にかなりパワフルです。
今年も、優勝2回、準優勝1回と死角なし。
文句なしの優勝候補ですね。

ヤーニャはまだ18歳と若い選手。
昨年のリード競技で年間チャンピオンを獲り、男子のドメン選手と共にスロベニアのリード競技の強さを見せつけたのが印象的です。
しかし今年ボルダリングでも大躍進。
持ち前の伸びるようなしなやかな登りは見ていて気持ちが良いです。
初戦のスイス戦こそ若干の粗さが残っていましたが、中国の2戦では優勝と準優勝。
八王子までに更に一皮剥けてくる可能性すらある、ポテンシャルの底が見えない選手ですね。

3位につけているのは今や日本の大エース、野中生萌選手。
日本人離れした力強い登りが特徴です。
昨年の年間ランキングでは2位と世界から見ても最トップの選手にまで登りつめました。
今シーズンも表彰台2回と調子はかなり良いはず。
2トップに風穴を開けて欲しいですね!

4,5位には決勝常連組のセルビアのスターシャ選手とスイスのぺトラ選手が位置づけています。

そして6位にはもはや生けるレジェンド、野口選手。
BWC年間ランキング1位を4度獲るという快挙を成し遂げた選手です。
第2戦では3位に入っていますし、登りの調子は悪くないように見えます。
個人的には野口選手がここで優勝などして若手にその強さを再度見せつけれくれると激アツですね!

南京大会で決勝に残った、小武選手、尾上選手も11位、16位に入っています。

その他で注目は、先日女性で初めて5.15a(La Rambla)を登ったアメリカのマーゴ・ヘイズ選手などでしょうか。
ボルダー力もあるのでチェックしておきましょう。

本当はもっと紹介したい選手がたくさんいるのですが、もろもろ明日の準備もあるのでこのくらいにしておきますかね。笑
さぁ選手の皆さん、楽しんでください!!
ではでは。
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2017年4月のクライミング的な近況など

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4月はもろもろ忙しくてなかなかブログが書けずにmickipediaを楽しみにしている人には申し訳なかったです。
しかし一応クライミング的な活動はいくつかしていたので、近況報告的なものを簡単にしようと思います。



■ユース選手権
4月15,16日のユース選手権では予選・決勝をYoutubeで実況解説させていただきました。
内容は実際にYoutubeを見ていただければわかると思うのですが、個人的には予選のゲストで来ていただいた(伊東)ヒデさんと東さんの知識量の濃さ・多さにあらためて感服してしまいました。
ヒデさんはヒデスクでユース選手の動きを間近で見ているだけあって、選手の特徴や得手不得手などが具体的なレベルで語ることができます。また自身が長きにわたってリードクライミングのトップ選手として活躍していたので選手目線でも僕らより一段も二段も深いレベルでコメントしてくれます。
東さんも国体のルートセットや場内解説に長年かかわっていたので、選手の情報の深さが半端じゃないです。出身地域の細かな事情や家族構成に関して隅から隅まで頭に入っています。
つまりこの2人は単なるウェブや書籍で手に入れた情報ではなく、実際に生で触れた一次情報の量が僕とはケタ違いなのです。
それに比べて僕の話や記事なんてウェブに転がっている情報をそれらしく加工しているだけじゃないか。
これはブログの書き方や実況のあり方を大きく考えさせられる出来事でしたね。
しかしまぁ僕には僕の色もあるのでそんなに気負わずこれからも頑張ります!

ユース選手権予選




■Climbing Joy
4月18日に『Climbing Joy No.16』が発売されました。
僕も以前のボルダリングジャパンカップのレポートが簡略化されて再掲されたり、写真に簡単なコメントをしたり、ほんの少しですがかかわらせていただきました。
しかし、このクライミングJoyという雑誌、クライマーの皆さん"Joy"だからと言って少しなめていませんか?
正直なところ僕もロクスノと比べるとかなり初心者向けというイメージがあったので、クライマー的には大きな期待をしていなかったのですが、今回の号は幅広い層の人が結構楽しめます!
Q&Aがあるのですが、
・世界最難ルートのグレードはいくつで、現在何本ある?
・V16の課題をいくつ知っている?
・日本の国際セッターとA級セッターはそれぞれ誰?

などなど、意外と抜けている情報が整理されているのでクライミング情報を一通り知っておきたい人は必見かも。
ワールドカップの写真も綺麗だし、ふたばちゃんのインタビューなんかもあります。





■Bouldersでセット
東京都足立区の竹ノ塚/六町にあるBouldersで4月24日にコンペ復旧後のセットをさせてもらいました。
知っている人も多いとは思いますがBouldersはとにかく壁が高くて迫力があり登るにしてもセットするにしても最高の環境です。
まさにそのジムの名に恥じぬ唯一無二のボルダリングウォール。
そこでリョーガをチーフとするBouldersスタッフと、ロスキャニのヒラリーさんと、Bouldersの常連中の常連ともいえるヤンキーさんと、まぶしまでセットしました。
リョーガとはライノでファイル課題だけれど、いくつも課題を作り合ってきた仲なので、課題の調整のニュアンスとかグレード感とかもイメージを共有し易くてとても楽しくセットができました。
ヒラリーさんとヤンキーさんは、大きな動きでまさにクライミングをさせる課題が多くて、僕個人は試登であることを忘れて普通に楽しんじゃうくらいのめり込めました。
僕は「さんかく」と呼ばれる緩傾斜を担当したので是非皆さん遊びに行ってみてください。

boulders.jpg



■Fish&Bird 二子玉川店
4月28日についにFish&Bird二子玉川店がオープンしました!
日暮里のライノ、東陽町のフィッシュ、ときてとうとうスーパーオシャンティーな街にまできてしまいましたね。
しかしオシャンティー街に建ったからと言って、ビギナーだけを対象にしたジムではありません。
Botanixさんが作った美しすぎる曲面壁はまずパッと見で圧倒されますし、クライマーなら登れば絶対に気持ち良くなれます。
ホールドもめちゃくちゃ豪華で、セットチーム全員がこれまでにないインスピレーションを発揮できたはずなので課題も面白いです。
そしては室内の壁やガラスに描いてあるミロコマチコさんの絵が可愛すぎる。
何より店長はあのYou君。
彼は僕が見てきた中で間違いなくNo.1のジムスタッフです。
盛り上げてくれるに決まっている。
みなさん是非二子玉川に足を運んでみてくださいね。
僕は主に日暮里のライノを守っていますがたまに二子玉川にも顔を出すので。

nikotama.jpg



とまぁ普通の宣伝ぽい日記で終わります!
1週間後はワールドカップや!
くそー嬉しい悲鳴だが、まだまだ忙しいぞー!!

ではでは

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ユース選手権の過去の表彰台選手

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ユース選手権リード競技大会(以下、ユース選手権)2017が4月15,16(土日)に印西市で行われます。
ユース選手権とは、簡単に言うとユースクライマー(10代のクライマー)でのリードクライミングの全国大会です。

僕も予選と決勝の実況・解説をさせていただきます!
予選はお馴染みのコンビであるダッシュさんとです。
おそらくJMA Competitionのチャンネルで中継されると思いますので、お楽しみに!


それにあたって今回は簡単な記事ですが、過去10年間のユース選手権の表彰台選手を一覧にしてみました。
選手それぞれに歴史が感じられて、なかなか趣深い表になったかと思います。



■用語の説明
ユース世代は、ジュニア、ユースA、ユースB、ユースCという区分になっています。
学年では無く生まれた年で分かれていますので、少しややこしいですがそれぞれが表す年齢区分は以下になっています。

ジュニア:高校3年生の早生まれ以外~大学2年生の早生まれ
ユースA:高校1年生の早生まれ以外~高校3年生の早生まれ
ユースB:中学2年生の早生まれ以外~高校1年生の早生まれ
ユースC:小学6年生の早生まれ以外~中学2年生の早生まれ

ユースCというクラスは以前はありませんでしたが、2009年あたりから誕生しました。
(当初はユースCはアンダーユースBという名称でしたが、ユースCに統一しています)



■過去10年間の表彰台選手

では男女それぞれ表を貼りますね。
男子
ユース 男子

女子
ユース 女子

パッと見て思うところはユース時代から何度も優勝しているような選手はやはり大選手になっていますね。
ただ大器晩成タイプというか、ユース時代には結果が伴わなくてもジュニアやそれ以降から急激に成績を伸ばしている選手ももちろんいてそれも面白いです。
選手それぞれ成績の浮き沈みもあったり、今ではコンペの前線から退いたり、岩で活躍していたり、まだ現役バリバリだったりして十人十色ですが、小さなころからクライミングの真剣勝負を続けている彼ら彼女らには尊敬の念しかないですね。

さぁ、この歴史に今度は誰が名を刻むのでしょうか。
目の前で見られる週末が楽しみです!

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