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ロクスノ77号の宣伝&補足とBear's Rockのセット

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本日9/6(水)に『Rokc & Snow 077』が発売されました。
いつも通り「僕らは考える石ころである」を書かせていただいているので、もしよければ読んでみてください。
今日の記事は宣伝っぽいものばかりなのですが、ロクスノの補足と、今日まで3日間セットにいかせていただいていた葛飾区のBear's Rockさんでのセットのことを書きます。



■ロクスノ77号の補足

ロクスノ77

前回は練習の「密度」の話だったので、今回は質の話。
テーマは「限界的練習」。
めちゃくちゃ強い人の練習を見たことがある人ならわかると思うのですが、彼らって出来る課題を淡々とこなすという練習はほとんどしていないですよね。
常にできるかできないかわからない、だけど難しすぎない課題にチャレンジしています。
そのような練習方法を限界的練習というのですが、あらゆる分野での上達法として知られているものです。
きっと普段の練習に大きな影響を与えるものになるはずなので、良かったら目を通してみてください。
ちなみに『Peak 超一流になるのは才能か努力か? 』という本を大いに参考にして今回の記事は書きましたので、こちらも是非!

それと今回のロクスノは最近クラックやトラッドをやっている自分にとっては垂涎の内容ばかりでした!

・佐藤さん・増本さんのベアトリス、横山さん・長門さんのK7
 今の僕にはそのすごさを推し量ることはできないが、とにかく写真だけでも迫力がありすぎる。
 こういう冒険的なクライミングには心底あこがれる。

・アレックスオーノルドのフリーライダーフリーソロ
 エルキャップのフリーソロ中にV7(初段)のデッド、、、もうわけわからん
 "一見不可能な目標を打ち立て、それを細かく分け、おのおのの部分をひとつずつ片づけていく" あたりまえだけど至言。
 
・倉上さんのイギリスでのクライミング
 まずプロテクションや終了点の写真が衝撃的なので必ず見て欲しいです。
 あと"最初のトライで20m超の墜落を経験し"とかサラっと書いてあって、もう何が何だか。
 瑞牆での最近の成果である「ハヤブサ/5.13a(8P Ⅵ)のソロ・初見ワンプッシュレッドポイント」などもあわせて、倉上さんの活躍から目が離せないです。

他にも

・坂野さんの英国式トラッドグレード
・ジェームズピアソンの記事
・ユージさんたちのフェロー諸島でのクライミング

などなど書ききれないのですが読みどころ満載。
しかし、トラッドどころか岩場でのクライミングには興味の無い層にとってはきっと読むところがあまりないのかも。
クライミングというだけでかなり多様化しているので、どういう記事を扱うかは難しいところですよね。

そして何よりうれしかったのは読者の声のコーナーで僕の連載を褒めてくれる声がいくつかあったことです。
ブログにも前に書きましたが、こういう見知らぬ誰かからの声は本当にモチベーションに繋がりますね。
(参考:誰のためにブログを書くのか
頑張って連載を続けようと思いました。







■Bear's Rockでのセット

・セット途中の写真ですが、135度と125度はかなり良い壁です
変換 ~ Bears Rock

9/4,5,6(月、火、水)で葛飾区のBear's Rockさんで全面セットをさせていただきました。
Bear's Rockは京成線のお花茶屋駅から歩いて5分ほどにあるジムです。
写真で見ていたよりも高さと壁面積があり、スラブから135度まで揃っているのでかなりトレーニングになる環境だと思います。
一緒に入った奥谷さん、MAXさんと各自30本程度作りました。
セッター3人の個性がかなり違うので、楽しめるはずです。
僕はダイナミック系とか、コーディネーションとか、ウルトラシンクラック課題とか一見ふざけた課題も作ってみたりしましたが、各グレードで必ず1本はきちんとしたクライミングをさせる課題も入れました。
奥谷さんとMAXさんの課題は本当に面白くて、奥谷さんの135度の真っ向勝負ピンチの初段、MAXさんのスラブ初段、これをやるだけでも行く価値はあると思います!
是非遊びに行ってみてくださいー。

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2017年度上半期に読んで面白かった本

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何気に意外な人たちからリクエストがあるので、半年に一度の「面白かった本」シリーズを書きます!
こういうクライミングと関係ないブログも本当はもっと書きたいのですけどね。

過去記事
2016年度下半期に読んで面白かった本
2016年上半期に読んで面白かった本
2009年度上半期面白かった漫画


面白かった本一覧
■すごい物理学講義
■ドーキンス自伝ⅠⅡ
■迷惑な進化
■まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
■リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド
■アイデア大全――創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール
■何者
■刻々
■左ききのエレン
■はてな匿名ダイアリー



■すごい物理学講義
著者:カルロ・ロヴェッリ
ジャンル:科学(物理)

今期のベスト本は間違いなく『すごい物理学講義』です。
今期というか科学本の中で人生ベスト3には入るのではないかと思えるくらいの傑作。
リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』や、朝永振一郎の『鏡の中の物理学』に並ぶ、絶対に読んでおくべき一冊。
それだけに邦題が残念過ぎる、、、。(イタリア語の原題は「現実は目に映る姿とは異なる」らしいです)
その内容は物理の歴史を著者なりの視点で紐解いていって、最新のループ量子重力理論まで話を進めるものなのですが、数式をほとんど使わずにそれぞれの偉人が成し遂げた物理的発見をわかりやすく明快に書いてくれています。
例えばガリレオに関する記述

ガリレオは、人類の歴史上はじめて「実験」を行った人物である。実験的科学はガリレオとともに始まる。
実験の内容は単純である。まずは、物体を自由に落下させる。
それから、落下速度の正確な測定を試みる。
それだけである。



また、自然科学的な見方では無く、目的論的な見方をするプラトンに対しては

進むべき道を完全に誤っている、あの偉大なるプラトンが!



などと強烈な言葉を浴びせます。

ここでは書ききれないのですが、ニュートンやアインシュタインに関する話も本当にロマンと愛が溢れた文章で読むのを止められないです。
高校物理がわからなくてもおそらくある程度は楽しめる、というかむしろそういう人に向いている本なのかもしれません。





■ドーキンス自伝Ⅰ、Ⅱ
著者:リチャード・ドーキンス
ジャンル:科学(生物)、自伝

上記でも触れましたが、名著中の名著『利己的な遺伝子』の著者のドーキンスの自伝です。
幼少期からのドーキンスの体験や、考え方が紹介されていて、如何にしてこの偉大な科学者が作られたのかという秘密の一端に触れることができます。
例えば、昔からとにかくドーキンスは反知性的なことが許せない性格なことが読み取れますね。

サンタクロースを信じている子供を、その存在を疑うというちょっとしたゲームに導くのはそれほど、あからさまに悪いことなのか?
もしサンタが世界中の子供すべてにプレゼントを贈るとしたら、サンタは何本の煙突にいかなければならないだろうか?
クリスマスの朝までにこの仕事を終わらせるためには、トナカイはどれほど速く空を飛ばなければならないのだろう?
サンタクロースは存在しないなどとストレートに言わなくていい。
間違いを犯さないために懐疑的な疑問を発するという習慣を推奨するだけでいいのだ。



同意×100!

ドーキンスマニアなら是非手元に置いておきたい一冊。







■迷惑な進化
著者:シャロン・モアレム
ジャンル:科学(生物)

科学三連発です。
10年ほど前の本ですが、妻の本棚にあったものを引っ張り出して読んだらとても面白かったので。
本書の大きな一つのテーマは「致命的な病気になる遺伝子はなぜ長い歴史の中で淘汰されずに、今日の時代まで生き残っているのか」というものです。
例えばインスリンがうまく分泌されないため血液中の糖が高濃度になってしまう、糖尿病。
これはドーキンスの進化論的に考えれば、糖尿病になりやすい遺伝子を持った人は淘汰されて絶滅してしまうのではないか、という疑問が当然沸きます。
それに対して著者は、氷河期や寒い地方に住む人にとっては、血液中の糖の濃度が高いことで血液の氷点が下がることで末端の壊死や凍死のリスクを下げることができるなどのメリットもあると説きます。
著者の主張が必ずしも正しいとは限らなそうですが、目から鱗の発想も多く読んでいて楽しい本でした。





■まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
著者:ナシーム・ニコラス・タレブ
ジャンル:ビジネス・経済

『ウォール街のランダムウォーカー』や『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』などでも散々言い尽くされているとは思いますが、この世の中に溢れている投資のやり方などが如何に出鱈目で、それらは運によって成り立っているかに過ぎないのかを書いている本です。
この本は、世の中で言われていることをこう言い換えろと言っています。

「因果、法則」は「逸話、まぐれ」である。
「シグナル」は「ノイズ」である。
「能力のある投資家」は「運がいいだけのバカ」である。
「市場に打ち克つ」は「生存バイアス」である。


投資だけでなく、あらゆる分野に当てはまるものかもしれませんね。





■リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド
著者:杉田浩章
ジャンル:ビジネス

ボストンコンサルティンググループの日本代表の杉田さんが、リクルートで事業が生み出される仕組みについて書いた本です。
こんなことまで書いて良いのかというくらい詳細にリクルート式メソッドが記されています。
事業化されるまでのステップが9段階に分かれているのですが、個人的に感銘を受けたのは
1ステップ目の「不」の発見ですかね。
「不」の発見の不とは、「不便」「不安」「不満」などあらゆるネガティブな概念の象徴なのですが、まずはそれを発見し解決することが事業に繋がると説いています。
それで不に関して大切なことは

・誰も目をつけていなかった「不」かどうか
・本当に世の中が解決を求めているものなのか。既存の産業構造を変えるほどの、大きな可能性を秘めているのか
・「不」を解消することが収益に繋がるのかどうか

です。

なので単なるニーズとは全く違うものなのです。
クライミング業界ではクライミングジムの乱立を初めとして色々なビジネスが立ち上がっていますが、本当にそれらは「不」を解消するのもなのかという視点は絶対に抑えておかなければならないと感じましたね。





■アイデア大全――創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール
著者:読書猿
ジャンル:ビジネス・図鑑?

創造力とブレイクスルーを生み出す42のアイデアが載っていて、見ているだけでも楽しい図鑑のような本です。
何かに行き詰ったらこの本を開くと打開できるかも。

面白かったものを1つ紹介すると、「オズボーン・チェックリスト」というアイデアを変形して増殖させるメソッド。
既存のアイデアや成功例などを元に次の9つの質問に答えていきます
1.他への転用は?
2.他のものへの応用は?
3.変更したら?
4.拡大したら?
5.縮小したら?
6.代替したら?
7.再配列・アレンジしたら?
8.逆転したら?
9.結合させたら?


このオズボーン・チェックリストで生まれた例をあげると

「魔法瓶」:電球を「2.他の者への応用は?」と考えた
「Twitter」:長いテキストを「5.縮小したら?」と考えた
「エスカレーター」:階段の主客を「8.逆転したら?」と考えた

などがあるようですね。

イラストも可愛くてぺらぺらめくるだけでも楽しめるはずです。




■何者
著者:朝井リョウ
ジャンル:小説

今更感がありますが、これも妻の本棚に入っていたものを読んだらサクサクと読み進められてテーマが心にも残りました。
それとなぜか最近小説がうまく読めないのですが、『何者』はライトで読みやすかったですね。
もはや5年前のネットの世界は古臭くすら感じられますが、SNS時代の就活生の姿を生々しく書いた小説であり、所謂一般的な就活を経験した人なら自分の黒歴史とかも思い出して結構心に刺さると思います。

個人的に刺さったのはクライマックスで主人公が言われたこのセリフ

「距離をとって観察していないと、頭がおかしくなっちゃいそうになるんだもんね。
でもね、そんな遠く離れた場所にひとりでいたって、何も変わらないよ。
そんな誰もいない場所でこってりと練り上げた考察は、分析は、毒にも薬にも何にもならない。
それは誰のことも支えないし、いつかあんたを助けたりするものにも、絶対ならない」
「観察者ぶってても、何にもならないんだよ」



うわーmickipediaのこと言われてんのかと思ったわ。笑




■刻々
著者:堀尾 省太
ジャンル:漫画

刻々1 1
刻々2 2

すでに周りの人にかなり薦めていますが、今期のNo.1漫画は『刻々』ですね。
時間の止まった止界という世界で、それぞれの登場人物が己の目的を遂行するために戦うバトル系SF漫画。
『寄生獣』以来の衝撃などと巷では言われていましたが、確かに同じSF系ですがテーマはかなり異なります。
寄生獣は人間賛歌がテーマなのに対して、刻々は時間や宗教がそのテーマとなっていて、個人的には刻々のほうが共感できる部分は多かったですね。
特にラスボス的な位置付けの宗教団体のトップである佐河の考えが、わかりすぎる。
冒頭の絵にもある

世界を永く見たい。
理想を言えば人の何千倍もの長さの時間を見たい。



とかは、高校生くらいの時に僕も真剣に悩んでましたからね。

ちなみに作者の堀尾 省太さんの作品は外れが無いようで、今連載している『ゴールデンゴールド』も半端じゃなく面白いです。






■左ききのエレン
著者:かっぴー
ジャンル:漫画

エレン


こちらも今最も連載を楽しみにしている漫画です。
cakesという月額500円(最初の数話はタダで読めるかな?)のwebメディアでだいたい毎週木曜日更新で連載中ですが、kindleでも買えるようです。
絵は下手ですが、連載が進むに連れ徐々に上手くなります。

あらすじとしては、広告代理店に勤める主人公の光一が、高校生の時に出会った圧倒的才能を持つ絵描きであるエレンの呪縛に縛られながら業界を生き抜いていくというものです。
第1話のクライアントへのプレゼン前に仕事に追い込まれて上司に巻き取られる感じとかは、社会人の新人時代の雰囲気を思い出してグッときます。
エレン以外にも写真家やモデルなどのあらゆる分野の天才たちとの才能差に葛藤する主人公の姿もきっと誰しも共感できると思います。
そして物語は来週あたりにクライマックスを迎える予感。
『何者』と言い、このエレンと言い、これ系のテーマに未だにハマっている僕は大二病から抜け出せていないのかもしれない、、、。





■はてな匿名ダイアリー
上でも触れましたが最近長くて硬い文章が読めなくなってしまったので、暇つぶしに結構はてな匿名ダイアリーを読んでしまいます。
ちなみにはてな匿名ダイアリーとは、自分の身元を隠したまま書くことのできるブログのようなものです。
もはや本ではないのですが。
もちろんその全的な質は決して高いとは言えず95%くらいがマジでどうでも良い内容なのですが、たまに傑作に当たります。
例えば
30才になってしまった
君は最高のキーボード「Realforce」を知っているか
とか。
下手に小説や漫画で傑作を探すより、はてな匿名ダイアリーを漁るのも面白いかも、、、?



とまぁこんな感じですね。
なんかめちゃくちゃ長くなってしまった。
ではこのコーナーはまた半年後に!

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クラック日記 2017夏

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今年(2017年)の6月にクラックを始めて3ヶ月が経ちました。
途中ボルダーコンペに向けてしばらく離れていたこともあったけれど、数えてみたら計9日間ほど小川山を中心にクラックに通っていたのでそれなりに密にやり込んだと言えるでしょう。
というわけで登ったクラック課題や感じたことを備忘録的にも記しておこうと思います。



■登った課題
小川山
・愛情物語 5.8
・セレクション(6P 途中2ピッチを繋げた) ラストは5.9へのバリエーション 
・カサブランカ 10a or 10b
・龍の子太郎 1P目 5.9
・ジャックと豆の木 10b/c or 10c
・小川山レイバック 1P目 5.9
・クレイジージャム 10d

瑞牆
ダルマ岩の5.8~10a程度までのワイドをトップロープで6本程

カサブランカ
変換 ~ カサブランカ

クレイジージャム
変換 ~ クレイジージャム

ジャックと豆の木
変換 ~ ジャックと豆の木

小川山レイバック
変換 ~ 小川山レイバック

龍の子太郎
変換 ~ 龍の子太郎



中でもクレイジージャムは100岩で★4つが付いているだけあって、本当に奇跡的なルートだと感じました。
巨大な親指岩にここしかないという風格漂うライン、ハンド・ワイド・フィンガーと色んなサイズのクラックが登場、トップアウト可能であり頂上からの眺めも最高。
ちなみにクレイジージャムの初登は1981年と僕が生まれる前です。(吉川 弘さん初登)
まだファミコンすら発売されていない時代に登られたこのクラックを、未だに僕らは登って遊んで楽しんでいるなんて素敵じゃないか。

クレイジージャム動画



■少し感じたこと
とにかくクラックは面白い!
その魅力は
・ラインの明快さ、カッコ良さ
・落ちられないひりつく感じ
・登り終わったあとに(多くの場合終了点以外)プロテクションが無くなり、岩は元通り
というところでしょうか。

それと、これまで培ったボルダー力はクラックでも大いに発揮できると感じましたね。
落ちられないここぞという時にパワーを出したり、どうしてもジャムが決まらなくて指先で何とかホールドを掴んだりするときにボルダー力に助けられたことが何度もありました。
これからもボルダー力を活かして、クラックに取り組もうと思います。
と言いつつ、今日初めて触ったRampageは初手すら止まらなかったので僕にボルダー力があるのか怪しいですが、、、。



■次なる目標
とりあえず小川山の10台までの四天王的存在である
「小川山レイバック」「カサブランカ」「ジャックと豆の木」「クレイジージャム」が終わったので、
次は11台の小川山3大クラックである「イムジン河」「蜘蛛の糸」「バナナクラック」でしょうかね。
でも瑞牆も行きたいし、湯川も行きたいし、城ヶ崎も行きたいし、大堂海岸も行きたいし、何ならスポートルートもやりたいし、ボルダーでもやりたいのいっぱいあるし。

あーやりたいクライミングが多すぎて時間がない!
とにかく永遠に登るだけだ。


関東周辺の岩場


日本100岩場 3 伊豆・甲信


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サマスマとシェアコンペ、2つのボルダーコンペの雑感

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8月下旬に2つのボルダーコンペに出たのでその感想などを書きます。


■Summer Smash
Summer Smash(以下、サマスマ)はつくばロッキーでやっているコンペで、ロッキーの店舗対抗戦も兼ねたお祭り的なコンペです。
そこで夫婦ダブルスというカテゴリーにむっちゃんと参加して、優勝することができました!
決勝の課題は夫婦で共通のものをやるのですが、むっちゃんが予想の倍くらい強くてなんと若草(1級)をフラッシュ。
もし僕が決勝課題落ちていたらめちゃくちゃ恥ずかしかったので、後から想像して怖くなりました。
最大の敵は実は妻だったという、、、。笑



まぁそれは良かったのですが、予選の結果が密かに悔しかったですね。
順位的には全体6位で悪くないのかもしれませんが、上位4人くらいと明らかな力の差を感じました。
僕は普段コンペのリベンジとかそんなに行かないのですが、どうしても悔しくて実はコンペの4日後につくばロッキーに行ってしまいました。
しかし当日できなかったトレ壁の真っ向カチ課題の紺(初段)はやはりできず。
上位陣はこの課題をキャンパで登っているのを見ているだけに、自分の力の無さを嘆きましたね。



■Shareの3周年コンペ
サマスマの翌週はシェアのコンペにオープンクラスで出場しました。
しかし結果は19人中14位と奮わず。

170826_Share コンペ オープン男子予選

このコンペまでに
・ライノの茶色(初段)を全て登る
・左右の片手懸垂をできるようにする
・できていないキャンパ課題を登る
などいくつかの目標を立てて、もちろん全部は達成できなかったのですが、筋トレから減量をしてピークを持って行きました。
しかし、力及ばずでしたね。

とにかく
・カチが弱い
・コーディネーションが下手すぎる
が敗因かなと感じています。

でもシェアのコンペは全力が出し切れてすがすがしかったです。
参加する前は1時間という時間は短いかなと思いましたが、課題も真っ向からスラブまで色んなジャンルがあるし、並びも少なかったので丁度よく出し切れました。
個人的には自分ができなかった黒いカチ課題(ミハルちゃんセット)が逃げ場のない真っ向勝負で好きでしたね。
あれができないクライマーは自分が弱いと認めざるを得ない何にも言い訳ができない課題です。
まさにクライミング。(ラにイントネーション)



■これから
さて、これでコンペもひとしきり終わったので、一旦岩ですね。
まずはクレイジージャム!!
それでその後また筋トレして、今度はカチトレも欠かさずやって11月くらいからコンペにまた出ますかね。

と言いつつも悔しいから今日はライノの2階で一人コーディネーションの練習を久々にしたという。笑
ま、そんなもんだ。
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間違えやすいクライミング用語

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テレビなどで「今流行のボルダリングです!」といって、インドアのリードクライミングが紹介されていたり、
ジムに遊びに来た人に「ボルダリングはやったことあるけれど、クライミングはやったことありません!」などと言われたりすると、クライミングやボルダリングという言葉が正しく認知されていなくてもどかしくなりますよね。

一応補足しておくと、ボルダリングとは「ロープによる確保をしないでやるロッククライミング」のことなので、紐を付けたらリードクライミングですし、ボルダリングをやっている時点でクライミングをしているわけです。
「ボルダリングはやったことあるけれど、クライミングはやったことありません」というのは、「りんごは食べたことあるけれど、果物は食べたことありません」と言っているようなものですね。

(クライミングのジャンル分けはこちら、クライミングの言葉の定義1~ロッククライミングのジャンル分け~

まぁでも言葉は生き物なので、この辺の議論も実は難しいんですけどね。
その内ボルダリングが「カラフルなホールドを登るスポーツ」という意味に転じる可能性もあるかもしれませんし。

とまぁ前置きが長くなりましたが、今回はクライミング用語で間違って使われている頻度が高いものをいくつか挙げたいと思います。
クライミング関連の記事などでせっかく良いことが書いてあったりしても、言葉が間違っていると個人的にはそこばかり気になってしまうので。笑



■英語のカタカナ読みが間違っている系
・トウフック
足の甲をホールドに引っかけるテクニックをトウフックと言います。
しかし「トゥーフック」と発音している人が多いように感じます。
細かい発音の問題かもしれませんが、つま先を意味する英語のtoeの発音記号は「tou」なのでトウフックが正しいです。
サッカーでも「トウキック」ですし、バレエでも「トウシューズ」ですよね。
ただもはやトゥーフックの方が市民権を得ているのではないかと思うので、和製英語的に考えても良いのかな?

・デッド
次のホールドを静的ではなく、勢いを付けて取りに行くことをデッドポイント、もしくは省略して単にデッドと言います。
これもありがちなのですが「デット」と言っている人がたまにいます。
発音として濁音が消えているだけならまだ良いのですが、さすがに文字でデットと書かれていると気になってしまいます。
deadがdebtになってしまったら大変ですからね。
負債を抱えているのかと。笑
まぁでも英語をカタカナにする際には結構ありがちですよね。
ビッグ→ビック
バッグ→バック
などの間違いとか。

・フラッギング
上のデッドと同様の例ですが、フラッギングが「フラッキング」になっているのも気になります。
フラッギングとはバランスを取る際にあえて「同じ側の手足をホールドに置く」というムーブです。
(参考:クライミングの言葉の定義2~カウンターバランスって何だ~
この語源は旗である「flag」から来ているので、フラッキングではなくフラッギングが正しいですね。

・グラウンド
リードクライミングなどでロープで確保し切れずにクライマーが地面に墜落することをグラウンドフォールと言います。
もしくは単に「グラウンドした」などと略すこともあります。
こちらも「グランドフォール」と言われることが非常に多いです。
しかしgroundが正しく、grandでは「偉大なフォール」になってしまいます。
でも地面を表すときに普通に日常的に「グランド」と言っていることも多いので悩ましいですね。
英語の発音的には間違っているけれど既に日本語化した例とも言えるのかもしれません。


■意味が間違って伝わっている系
・SD(sit down)
主にボルダリングの課題で、座るかしゃがむかしてスタートするような指定をする場合にsit down startの略で「SDS」や「SD」などの表記をする場合があります。
これは黒本には「座った状態、あるいはしゃがんだ状態でスタートする課題」と書いてあります。
しかし意味合いが大分狭まり「おしりを付けてスタートする」と解釈している人がたまにいます。
SD課題をいくつかさわるとわかるのですが、単にスタートが低い位置にありますよと指しているだけの意味合いでSDと書かれていることもありますし、明らかにおしりを付けることが不可能な課題も多いです。
低いところからのスタートという意味で「low start」と付いていることもありますね。

・スタンス
これはもはや間違っている意味の方が主流になっている例かもしれません。
スタンスとは本来的には「足の置き方」を意味します。
しかしそれが転じて「足で踏むフットホールド」自体をスタンスと呼ぶことが多い気がします。
実際僕も無意識にフットホールドの意味でスタンスと言ってしまっているかもしれないです。
ただ英語のstanceを考えれば、立場、姿勢、などの意味なのでやはりホールドを指すのはおかしいのですよね。


■課題名
・静かの海
小川山の不可能スラブに「静かの海」という三段の課題があります。
これがたまに「静かな海」と言われたり書かれていたりすることがありますね。
確かに自然な日本語としては「静かな海」の方がスッと入るのかもしれませんが、やはり「静かの海」です。
ちなみにアポロ11号が月面に初めて着陸した場所が「静かの海」と名前が付いていて、おそらくそれが語源です。

・ハッバマシンガン?ハッパマシンガン?
瓢にある人気課題で「ハッバマシンガン」という二段の課題があります。
しかし口頭やウェブ上でも圧倒的に「ハッパマシンガン」と言われることが多いように見えます。
中には「葉っぱマシンガン」と書かれていることも。
しかしトポのメインページには「ハッバマシンガン」と書いてあるのでやはり「バ」が正しそうです。
が、実はトポの違うページには「ハッパマシンガン」という表記も見られます、、、。
しかも「ハッバ」だとしたらどいういう意味なのだろうか。
「発破」だとしても読みは「はっぱ」ですしね。
詳しい方いたら教えてください!

※追記※
こちら、ハッパマシンガン、が正しいようです!
※追記※


■英語読み・現地読み系
クライミングに限らないと思うのですが、現地読みをするか英語読みをするかでカタカナ表記が変わる場合も多いですよね。
例えば、女性クライマーの「Janja」を英語読み気味にで「ヤンヤ」と読むか、現地読み気味に「ヤーニャ」と読むか。
ホールドメーカーの「Cheeta」を英語読み的に「チータ」と読むか、現地読み気味に「シータ」と読むか、みたいな。
これは僕もどっちで読むか気にしていた時期もあったのですが、最近は「どっちでもokでは?」と思うようにしています。
単に決めの問題という気がするのですよね。
なので、これ系に関しては自分の中でも読み方は定まっていなくて、その場に応じて変えていますね。



と、まぁこんなところでしょうか。
きっと他にもたくさんありますが、思いついたものを列挙してみました。
「この言葉もよく間違われている」というのがあれば教えてください!
ではでは。
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